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【終了しました】滋賀「ハッピー太郎醸造所」醸造家・池島幸太郎氏に学ぶ発酵の世界

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体験の概要

琵琶湖の北東部、霊山・伊吹山を望む滋賀県長浜市にある体験型商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」。ストア、カフェ、ギャラリー、体験教室、醸造所などが集結し、暮らしの知恵を体験する場所として開かれています。本体験のナビゲーターは、その館内に「ハッピー太郎醸造所」を構え、味噌や甘酒、どぶろくをつくる“ハッピー太郎”こと池島幸太郎氏。醸造家であり発酵アドバイザーである池島氏が、直々に工房内を案内します。見学後は、通常非公開のチーズ製造室や文化棟などの館内ツアーへ。カフェでは湖のスコーレ限定のどぶろくの飲み比べと、滋賀県竜王町「古株牧場」のチーズ職人・つや子氏監修の湖のスコーレオリジナルチーズのテイスティングを楽しみます(どぶろくはノンアルコールに変更可能)。

体験の特徴

・「湖のスコーレ」内にある「ハッピー太郎醸造所」を、醸造家・池島幸太郎氏の解説付きで見学。仕込みに使われる地下水の試飲付き。
・通常非公開のチーズ製造室をはじめとした館内ツアーを体験。発酵をテーマにした施設を巡り、滋賀に根付く食文化に触れます。
・ここでしか購入できないどぶろくを含む2種類の飲み比べと、湖のスコーレオリジナルチーズのテイスティング。

※本体験は終了いたしました。こちらの新プランをお楽しみください。
滋賀「ハッピー太郎醸造所」10日間で熟成する白味噌作り −味噌&どぶろくのテイスティング付き−

11,000円〜
(名/税込)

1〜10名

約120分

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詳しい内容

志高き醸造家から発酵について学ぶワークショップ

糀づくりをメインとした発酵食品工房「ハッピー太郎醸造所」。醸造家の“ハッピー太郎”こと池島幸太郎氏が2017年に立ち上げました。日本海酒造(島根)、冨田酒造(滋賀)、岡村本家(滋賀)の3つの蔵で約12年修業した池島氏。鯖寿司をはじめとした発酵文化が息づく滋賀の地域性に惹かれ、彦根市で工房をはじめました。

「醗酵でつなぐ、しあわせ」をテーマに掲げて活動する、醸造家の“ハッピー太郎”こと池島幸太郎氏

池島氏は、発酵の幅広い経験と知識をもとに“話せる発酵屋”として幅広く活躍。グルメ雑誌『料理通信』や、資生堂「アクアレーベル」による期間限定サイト「HAKKO WELLNESS JOURNAL」、日本のフードカルチャーを紹介するWebサイトなど、多数のメディアで取り上げられています。

フレッシュハーブや手摘み煎茶をもろみに漬け込み醸した、ハッピー太郎醸造所オリジナルのクリエイティブなどぶろく

様々なイベントやワークショップも手がける池島氏。完熟させた糀で生み出す高品質などぶろくや甘酒、味噌などの発酵食品の評判が口コミで広がり、全国各地にファンを持つ人気醸造家です。本体験では池島氏の案内のもと、お米の農家や糀についての話を聞き、発酵の様子を見学できる特別プログラムを体験します。

滋賀の地に根付く暮らしの知恵や文化を発信

本体験の会場は、長浜市の商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」。「うみ」とは滋賀県では琵琶湖を指し、「スコーレ」はギリシャ語で「学校」を意味します。長浜ならではの豊かな自然や生産者との距離の近さをコンセプトとし、発酵を真ん中にした体験型施設として2021年12月にオープン。その際、施設内での製造というチャレンジングな環境にかなう生産者として池島氏に白羽の矢が立ち、ハッピー太郎醸造所は湖のスコーレに移転しました。

湖のスコーレ。滋賀県では親しみと敬意を込めて琵琶湖を「うみ」と呼ぶのだそう

全国からセレクトした商品やオリジナルの製品を販売するストア、滋賀県の食材を使ったメニューを味わえるカフェのほか、ハッピー太郎醸造所、そしてチーズ製造室といった、食を学び身近に感じられるスペースがあることも大きな特徴。通常の訪問では体験できない非公開のチーズ製造室の内部も、本体験では特別に見学できます。

緑あふれる開放的な中庭を眺めながらゆったり過ごせるカフェ

話題のどぶろくを生み出す製造の舞台裏を覗く

集合場所はハッピー太郎醸造所に併設された「HAKKO SALON」。池島氏が笑顔で出迎えます。体験のはじまりに、フレッシュハーブを使ったどぶろくなど季節ごとに変わるウェルカムドリンクをいただきながら、発酵食品や情報発信をライフワークとする池島氏の活動についてお話を聞きましょう。どぶろくをつくることは、池島氏の積年の夢だったそう。製造免許(その他の醸造酒)を取得し、地元農家の方々が育てたお米を使ってオリジナルのどぶろくを醸造しています。その夢を実現できたのは「湖のスコーレをはじめ、熱心に応援してくれた皆さんのおかげです」と、池島氏は語ります。

米糀屋ならではの完熟米糀を使用したオリジナルのどぶろくを大切にいただく瞬間

ハッピー太郎醸造所の糀室や醸造室には大きなガラス窓が取り付けられ、外から覗くことができますが、本体験では特別に内部まで案内してもらえます。杉板を贅沢に使った糀室では糀のよい香りが漂い、醸造室ではタイミングが合えば発酵タンクの中を見ることもできます。

池島氏がぜひ体験してほしいというのが、地下水の試飲。ハッピー太郎醸造所が仕込みや作業に使用しているのは、滋賀県の霊山・伊吹山の硬度150mg/Lの伏流水です。日本の天然水は口当たりのやわらかな軟水が多いため、口に含んだ時の飲み口の違いを体感できるはずです。

醸造室にあるサーマルタンク。ちょうど発酵中であれば中を覗くことができる

糀やどぶろくの味わいの要となるのがお米。滋賀県大津市で育った池島氏は豊かな滋賀の発酵文化を発展させるべく、原料となるお米3種類も地元産を採用し、使い分けています。無農薬大豆を育てた畑に稲を植えるという独特の手法をもつ、長浜市湖北町のSHIBATA GROUND MUSICの「ありがとう米」、東近江市で自然農法を30年以上続けている池内農園の自然農法米「滋賀旭」、そしてふるいから落ちた不揃いな「はみだし米」と池島氏が呼んでいるものです。粒の大きさや色ツヤの違いなどを比べるほか、愛用の菌もOtonamiプラン限定で見学可能。日本の伝統色「麹塵(きくじん)」と呼ばれる、緑色をした昔ながらの糀菌などを間近で見られる貴重な機会です。

自然の力を生かして生産された滋賀県産のお米で作った糀

湖北地方の発酵文化を取り入れたチーズ製造室を見学

続いては、ハッピー太郎醸造所の隣にあるチーズ製造室へ。湖のスコーレの広報やチーズ職人による案内で、製造の現場などを見て回ります。

チーズが熟成する様子をガラス窓から見られる熟成室

チーズ製造室では、滋賀県竜王町で50年以上続く「古株牧場」から直送された搾りたての生乳を使い、季節により約10種類のチーズを製造しています。監修するのは、古株牧場のチーズ職人・つや子氏。幼い頃から酪農に励む両親の背中を見て育ち、確かなおいしさに触れてきた舌で、さわやかな酸味とクリーミーな口当たりの「つやこフロマージュ」を開発。2014年に国産チーズの大会で金賞を受賞し、JALのファーストクラスでも提供されている逸品です。湖のスコーレのオリジナルチーズの中には、つや子氏の「自分の牧場ではできないチーズを作りたい」という想いを受けて生まれたものも。

熟成中のオリジナルチーズ。湖のスコーレのスタッフたちはつや子氏から直接チーズ製造の技術を教わり製造に携わる

湖のスコーレには、オリジナルチーズをはじめとする食品や生活雑貨を集めたストアやカフェ、体験教室のほか、文化棟と呼ばれる建物にセレクトされた約3,000冊の新刊書・古書が並ぶ図書印刷室、滋賀県・やまなみ工房の作品が展示・販売されているギャラリーなどがあります。ただ買い物を楽しむだけではない施設を解説付きで巡ることで、文化的な学びのきっかけを得られるかもしれません。

おいしさを引き立て合うチーズとどぶろくのペアリング

ガイドツアーのあとは、カフェでOtonami限定のチーズの食べ比べメニューとどぶろくのテイスティングを楽しみましょう。ハッピー太郎醸造所の白味噌をまとわせた「みそフロマージュ」をはじめ、燻製香と凝縮された生乳の旨みを楽しめるカチョカバロといったオリジナルチーズ3種類の盛り合わせと、断面に糀の粒が見える「米糀チーズケーキ」などが提供されます(内容は季節によって変わります)。

人気の米糀チーズケーキ、食べ比べ用のチーズ3種類、どぶろく2種類の試飲がセットに

食べ比べメニューと合わせてテイスティングできるのが、お米の豊かな旨みを感じられるハッピー太郎醸造所の定番「ハッピーどぶろく」。そしてもうひとつが、チーズ製造の副産物であるホエー(乳清)を仕込み水として配合した新作のどぶろく「オリエンタルホエー」です。生乳のうち、チーズになるのは約1割なのだとか。「あとの9割にもなるホエーを生かしたどぶろくを」と、池島氏が試行錯誤。そこに、ベンガル料理のレシピ本の著者でもあるシタール奏者・石濱匡雄氏が監修したスパイスを合わせて、オリエンタルな風味のどぶろくが生まれました。

まるでチャイのような味わいの「オリエンタルホエー」は、湖のスコーレ限定販売

試食の際は池島氏も再び合流。。つくり手との会話を楽しみながら、特別なペアリングを堪能してください。お酒が苦手な方は、どぶろくをノンアルコールに変更することもできます。

発酵を追求する生産者との出会いから生まれる学び

ハーブやスパイス、ホエー、お茶などを使って池島氏がつくるどぶろくは、バリエーションの多さもさることながら、どぶろくらしからぬ軽やかさで飲みやすいことにも驚かされます。新感覚で楽しめるおしゃれなどぶろくと、生産者の顔が見えるおいしいチーズのマリアージュ。「おいしくつくられた素材を、おいしい発酵食品に」という生産者の並々ならぬ思いに触れることで、いっそう味わい深く感じられるでしょう。

どぶろくと他の食材を組み合わせた「something happy」 シリーズ。店頭では試飲(有料)も可能

「学校のように文化を育んでいきたい」との思いでつくられた湖のスコーレ。滋賀の文化の中核・発酵についてのコンテンツが散りばめられた空間で、池島氏と共に見て・触れて・味わう心豊かな学びを満喫しませんか。


事業者画像

提供
ハッピー太郎醸造所

3つの蔵で修業した醸造家、“ハッピー太郎”こと池島幸太郎氏の経験を活かし、2017年に滋賀県彦根市で開業。2021年12月、長浜市の商業文化施設「湖のスコーレ」に移転。地元生産者が栽培したお米を使い、池島氏が糀室で手づくりした完熟糀から、味噌や甘酒、どぶろくなどを醸造。池島氏は“話せる発酵屋”としてイベントなどで啓蒙活動にも取り組んでいる。どぶろくとこれまでにない食材を組み合わせた「something happy」 シリーズをはじめ、新ジャンルのお酒も精力的に開発。

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お客様の声

お客様の声の写真

素材のお米のおいしさを感じられ後味もすっきりしたどぶろくに、これまでのどぶろくのイメージががらりと変わりました。お酒づくりもチーズづくりも見学できて、発酵についてより多角的に学べたように思います。オリジナルのチーズにどぶろくがとてもマッチして、どちらも他の味を試してみたくなりました。

奈良県 40代 女性

開催場所

ハッピー太郎醸造所(湖のスコーレ)


〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町13-29
・JR北陸本線 長浜駅より徒歩約7分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

※本体験は終了いたしました。 催行日時│水・木・金曜 14:00〜16:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、飲食費


催行人数

1回10名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.ハッピー太郎醸造所に併設する「HAKKO SALON」に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
※当日はハッピー太郎醸造所のロゴを目印にお越しください。
2.醸造所見学(約40分)
3.館内ツアー(約20分)
4.カフェでどぶろくとオリジナルチーズのペアリング(約60分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※見学できる工程は時期によって変わります。


キャンセルポリシー

開催72時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

中学生以上
※未成年の方はノンアルコールにて対応いたします。
※どぶろくを飲まれる方は、お車でのご来店と当日の運転はお控えください(ノンアルコールに変更可能です)。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の3日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・強い香りの香水をつけてのご来店はご遠慮ください。
・見学できる工程は時期によって変わります。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください(ボダヤ神戸町パーキングなど)。

可能です。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

湖のスコーレ内の無人ロッカーをご利用可能です。ただし、鍵がございませんので貴重品などはご持参ください。
※ロッカー内の荷物はお客さまの自己管理となります。紛失等については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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