麻布十番「JURI'S TEA ROOM」英国ベストティールームで教わるアフタヌーンティーマナー

英国No.1の実力。コッツウォルズのティールームを再現

セレブリティな麻布十番の街並みに溶け込む「JURI’S TEA ROOM（ジュリスティールーム）」。アーツ・アンド・クラフツ運動の主導者であったウィリアム・モリスが「イギリスで最も美しい村」と称えた歴史ある街並みと、おしゃれな​ティールームがひしめく​観光地・英国のコッツウォルズで誕生し、家族で経営してきたティールームです。

オーナーを務めるのは、宮脇樹里氏。「宮脇家流のおもてなし」をモットーに、友人を招くようなアットホームさとシェフの確かな腕前でファンを増やし、2008年には厳しい審査の末英国No.1のティールームに贈られる「トップ・ティー・プレース（U.K.’s Top Tea Place 2008）」を受賞。英国以外の外国人、また、日本人が手がける店として初めての受賞となりました。

その後、惜しまれながらもコッツウォルズ店は閉店。2022年、日本に麻布十番店がオープンしました。多くの人に愛された英国時代のティールームを再現しながらも、日本人の味覚に寄り添うようアレンジ。イギリスの食文化の伝承も新たなミッションとし、変わらぬおもてなしを続けています。

本場・英国の人々を虜にした、アフタヌーンティーの女王

宮脇氏は、16歳で両親と共に英国に渡り、人生のほとんどを英国で過ごしてきました。料理が好きだったことからロンドンの料理学校に入学し、星付きレストランにてフレンチを修行。その後、コッツウォルズにティールームをオープンしてからはお菓子と向き合うシェフに。今は亡きお母さまとともに、英国の人々に愛される味を目指して試行錯誤を重ねました。

宮脇氏は、スイスのフィニッシングスクール「I.V.P（Institut Villa Pierrefeu / ヴィラ・ピエールフー）」にてディプロマを取得。本体験では、マナーレッスンを中心に、アフタヌーンティーの真髄を伝えます。JURI’S TEA ROOMで接客を担当するのは、お父さまであり、英国政府公認の「Heart of England」のブルーバッジガイドである宮脇巌氏。親子二人三脚、息のあったおもてなしに居心地の良さを感じられます。

“目に見えない宝石”をまとう、アフタヌーンティーマナーレッスン

マナーレッスンでは、ティーカップの持ち方、ティースプーンの扱い方や置き方、スイーツやセイボリーの食べ方、紅茶の注ぎ方などを一つひとつ学びます。これらは他の食事の場でも応用可能。また、アフタヌーンティーの歴史や文化的背景にも触れながら、「そもそもアフタヌーンティーとは」「なぜマナーが必要なのか」といった背景を理解することで所作への理解がいっそう深まります。

英国貴族の習慣から始まったアフタヌーンティー。ゆえに厳格なルールがあるように思えますが、絶対的なものはないと宮脇氏。「マナーは“目に見えない宝石”。まとえば、その人をより美しくさせるものです。マナーを知っているうえであえてやらないのと、知らなくてやってしまったというのは大きな差ですよね。大切なのは、その場の人たちが心地良く過ごすための柔軟性や思いやりです」と話します。

英国の食文化を伝える、本場に愛されたアフタヌーンティー

レッスン後は、宮脇氏お手製のアフタヌーンティーをいただきます。学んだマナーを実践しながら楽しみましょう。伝統の英国菓子やセイボリーなど、本場の味を再現しながら日本人の好みに寄り添ったアフタヌーンティーは、どこか懐かしさを感じる優しい味。思わず顔がほころびます。

アフタヌーンティーをいただきながら、宮脇氏との貴重な交流タイムも楽しめます。一つひとつのお菓子の話はもちろん、英国での生活や思い出を聞くのも胸が高鳴るひとときです。

英国気分に浸りながらエレガンスを身につける

英国ティールームの頂点を手にしたJURI’S TEA ROOMのオーナーシェフから直々に教わるマナーレッスン。習得したエレガンスは自分を内面から輝かせる原石となるはずです。優雅に英国気分を楽しみながら、教養あふれるひとときをご堪能ください。