麻布十番「JURI'S TEA ROOM」復刻版アフタヌーンティーでコッツウォルズの魅力に浸る

コッツウォルズで誕生し、英国No.1に輝いたティールームの最高峰

素朴ながらこだわりの詰まった​ティールームがひしめく​イギリス・コッツウォルズで2003年に誕生した「JURI’S TEA ROOM（ジュリスティールーム）」。2008年に英国No.1ティールームに与えられる「トップ・ ティー・プレース」を、英国以外の外国人、また、日本人が手がける店として初めて受賞した名店です。

英国店は惜しまれながらも2016年に閉店。現在は東京・麻布十番にて新たな歴史を刻んでいます。オーナーシェフを務めるのは、星付きレストランでフレンチの修行を積んだ宮脇樹里氏。そして「Heart of England（コッツウォルズ含むイギリス中央部）」における英国政府公認の観光ガイド「ブルーバッジガイド」である宮脇巌氏が、フロアでの接客を担当。親子二人三脚でのアットホームなおもてなしが魅力です。

いつかのイギリス旅行で英国店を訪問した方もいるかもしれません。JURI’S TEA ROOMが誕生した地・コッツウォルズは、そののどかな田園風景と歴史ある街並みから、現在も多くの人が憧れを抱いています。中世の面影が残る村・バイブリーは、アーツ・アンド・クラフツ運動の主導者であったウィリアム・モリスに「イギリスでもっとも美しい村」と称えられたことでも有名。Otonamiサロン限定プランでは、そんなコッツウォルズに想いを馳せ、観光ガイド資格を持つ宮脇巌氏によるコッツウォルズの解説と、英国店時代の人気メニューを復刻させた特製アフタヌーンティーを楽しみます。

英国最高のガイド資格「ブルーバッジガイド」の巌氏が導くコッツウォルズへの扉

英国公認ガイド協会「Institute of Tourist Guiding」が管理するガイド資格「ブルーバッジガイド」。英国の歴史や観光地への深い理解をはじめ、流行や新たな文化といった最新の情報を踏まえて英国の魅力を伝える、厳しい試験に合格した人だけが取得できる資格です。歴史を重んじるイギリスでは、ブルーバッジガイドのみが観光案内を許された地域が数多く存在するほど。本体験は、現地に住む人ですら取得困難なブルーバッジガイド資格を保持する巌氏による、コッツウォルズの解説からスタートします。

巌氏のガイドは、まるでコッツウォルズを舞台とした小説や映画を見ているかのように話が展開されます。例えば、芸術家のウィリアム・モリスを主人公に、彼の人生を追体験しながらコッツウォルズの地理、歴史、建造物、人々の暮らしなどを多くの写真と共に巡る回。モリスはコッツウォルズで多くの時間を過ごし、その美しい景色を作品へと昇華してきました。人気芸術家はなぜこの地を愛し、創作の拠点としたのでしょうか。巌氏が語る物語と資料の一つひとつに惹き込まれます。

JURI’S TEA ROOMが“英国No.1ティールーム”の称号を得るには、お菓子や紅茶のおいしさはもちろん、巌氏のおもてなしが不可欠だったと想像できます。「ブルーバッジガイドを取得したことで、より多くのお客さまの笑顔を見られるようになりました」と巌氏。コッツウォルズを知り尽くしたガイドによる解説を、日本にいながら体感できる貴重な機会です。

復刻メニューを含めた特製アフタヌーンティーでコッツウォルズに浸る

巌氏のガイドの後は、お待ちかねのティータイム。コッツウォルズ時代の人気メニューを復刻してラインナップに取り入れた特製アフタヌーンティーをいただきましょう。「当時を知るお客さまから、“またあのお菓子を食べたい”と熱い要望をいただいていました」と、オーナーシェフの樹里氏。ファンの声に応えて復刻したメニューは全4種類。どのお菓子と出会えるのかは当日のお楽しみです。復刻メニューを加えたデザート4種類に、サンドウィッチ、スコーン、紅茶が用意されます（メニューは体験日によって変わります）。

「アフタヌーンティー好きが最終的に行き着く場所」といわれるJURI’S TEA ROOM。満を持して復活した貴重なお菓子、サンドウィッチに自慢のスコーン、それらに合わせて厳選された紅茶……。素朴であたたかみあふれる味わいはどれも本場・イギリスで愛されたものです。コッツウォルズののどかな風景を思い浮かべながら、唯一無二のアフタヌーンティーを堪能してください。

タイムトラベルのようなティータイムで心豊かな時間を

コッツウォルズで生まれ、英国ティールームの頂点を手にしたJURI’S TEA ROOMの思い出のアルバムをめくるような本体験。樹里氏は「コッツウォルズの魅力はいつ訪れても変わりません。そして、これからもきっと変わらないでしょう。ゲストの皆さまに、現地を訪れてみたいと思ってもらえる時間を届けられたら」と語ります。

日本から遠く離れた美しい地に思いを巡らせながら、蘇った当時の人気メニューを味わうティータイム。ティーカップを片手に、まるでタイムトラベルのようなひとときを満喫してください。