四谷三丁目「木挽町大野」専門店で学ぶ12ヶ月の茶懐石料理帖 −プロが伝える茶懐石料理の世界−
体験の概要
知る人ぞ知る茶懐石料理専門店「木挽町大野」で店主から直々に学ぶOtonami限定の茶懐石料理講座。茶道雑誌に多数の掲載実績を持つ名店にて、月替わりで「ご飯」「汁」「向附」「焼き物」「煮物椀」などのテーマについてデモンストレーション形式で知識を深め、1年間で茶懐石料理のエッセンスをひと通り学ぶことができます。講座の後は本格的な茶室で、店主自ら点てる薄茶でおもてなし。「敷居の高さをなくし、誰にでも茶懐石を楽しんでほしい」と願う店主の情熱に触れる特別な時間をお楽しみください。
体験の特徴
・東京・四谷三丁目にある、本格的な茶室にも入れる茶懐石料理専門の名店・木挽町大野を貸し切るOtonami限定の料理講座。
・ご飯、汁、向附、焼き物、煮物椀など月替わりのテーマでレクチャー。茶懐石料理に精通した店主から茶懐石料理の心得や作り方、秘訣などの手ほどきを受けます。
・茶道を嗜む方はもちろん、伝統の日本料理で食卓を彩りたい方、日本のおもてなしの精神を学びたい方におすすめ。
8,500円〜
(名/税込)
1〜6名
約120分
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詳しい内容
茶の湯文化の永続を願い、1日1組限定でもてなす茶懐石料理店
東京・四谷三丁目にひっそりと佇む木挽町大野。旬の食材と自家栽培する有機野菜を使い、1日1組のお客様のためだけに店主が腕を振るう茶懐石料理の専門店です。木のぬくもりが優しい純日本式のしつらえの店内には、掘りごたつの客間、そして本格的な茶室を自宅に完備。食事の後には店主が点てる抹茶のおもてなしに興じることができます。
店主の大野友之氏は、銀座・木挽町の料亭で生まれ、幼い頃から上質な食材や美食に触れると共に、食べ方や調理にも厳しい環境で育ちました。次第に日本料理の真髄ともいえる茶懐石に興味を持ち、東京の茶懐石料理の名店で修業。誰でも気軽に茶懐石や茶の湯を楽しむことができ、後世に長く受け継がれていくようにと切に願って2001年に木挽町大野をオープン。伝統に一部アレンジを施した現代的な茶懐石料理店として、一期一会のおもてなしで喜ばれています。
「伝統」と「粋」を携えるプロが直々にレクチャーをする本講座では、本格的かつ貴重な技術や、日本のおもてなしの心を学べることはもちろん、日々の食卓を彩るメソッドが身に付きます。
日本料理の極み「茶懐石」についての座学
まずは「茶懐石」そのものへの理解を深めるべく、大野氏の話に耳を傾けましょう。茶道において、亭主が少人数の客を招き、濃茶・薄茶でもてなすお茶会を「茶事」といいますが、その茶事でお茶をいただく前に客に振る舞われるのが「茶懐石」です。茶懐石はお茶をおいしく飲むことを目的とした前座的な役割を果たす存在ではあるものの、その内容は日本料理の極みともいえます。水屋で長年茶懐石を見てきた大野氏ならではの多彩な講話を伝えます。
茶懐石は「一汁三菜」に沿って、ご飯、汁、向附(むこうづけ)、焼き物、煮物椀などが提供されるのが基本形。本体験ではこれらの料理をひとつずつ月ごとに取り上げ、素材の選び方や調理の仕方、切り方、盛り付け方などを学びます。茶道を習わないと茶懐石に接する機会はなかなかありませんが、伝統的な作法はもちろん、その道を極めた料理人しか知らない世界を余すことなく教えてくれます。
目の前で学び味わう、調理デモンストレーション
座学の後は、大野氏の解説を聞きながら、調理のデモンストレーションを目の前で見学します。茶懐石では、すべての料理を最高の状態で出すべく「タイミング」が命とされ、一分一秒単位で展開される繊細な作業に驚くこともあるでしょう。
例えば、ご飯。「茶懐石の世界では、ご飯の炊き方ひとつで次の仕事がもらえるかもらえないかが決まります」と大野氏。メモを取る手に思わず緊張が走ります。とはいえ、特別な技術は必要ありません。家庭での再現を前提にわかりやすく解説していきます。
出来たての料理は試食可能です。手間と時間を惜しまず、一つひとつの手仕事を丁寧に重ねて到達する「真心の味わい」をぜひご自身の舌で感じ、日本料理の無限の可能性を堪能してみてください。
本格茶室にて、店主自らが点てる心づくしの薄茶を味わう
学びの後は、一服のひとときを。「茶の湯の雰囲気を誰でも気軽に楽しんでほしい」という大野氏の心遣いから、自宅の茶室にて薄茶を提供します。都心とは思えない静寂に包まれた本格的な空間は、心を芯から和ませてくれることでしょう。
茶道裏千家で修行した大野氏自ら、京都から取り寄せた一級品の抹茶を点てます。茶懐石とは本来、このお茶を楽しむ瞬間のために振る舞われるもの。茶事の流れを想像しながら、学びの締めとなる癒しの一服をいただきます。
おもてなしの心と伝統の味を学び、日常の豊かさに
「茶懐石料理は安土桃山時代に生まれた、精神を高みへ導いてくれる料理。もてなす側ともてなされる側双方の思いやりでほっこりと場を和ませる、魅力に満ちた文化です。その雰囲気を味わうきっかけになれば嬉しいです」と、大野氏は想いを語ります。月替わりのテーマで、プロの手さばきを目の前で眺め、実際に味わいながら1年間で茶懐石料理についてひと通り学ぶ料理講座。実践的な技術だけでは終わらない、日々の食事が豊かになる「和みの心」を感じ取ってみてください。
提供 木挽町大野
提供
木挽町大野
1日1組限定・完全予約制の茶懐石料理専門店。四季折々の食材と自家栽培の野菜から作る「一汁三菜」を基本に、本格的でありながらも「茶の湯の雰囲気を気軽に臆せず愉しんでほしい」との想いから作法や型にとらわれず気楽に楽しめる雰囲気が特徴。店主自ら手がけるアレンジを加えた現代的な茶懐石を味わえる。自宅の本格茶室にて振る舞われる薄茶のサービスが好評。
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お客様の声
大野さんの茶の湯への愛情に心打たれました。木挽町 大野ではお客さんが楽しめることが最優先。作法から多少それることもあるそうですが、それは精神性や幸福感という茶の湯本来の魅力を絶やしたくないという想いがあるからこそ。そんな大野さんから教わるレッスンは心に響くものがあり、楽しく有意義な時間でした。
東京都 30代 女性
お料理そのものを教えていただくだけでなく、この体験を良いものにしようという大野さまのお心遣いが伝わってきました。
東京都 50代 女性
敷居が高いと感じる懐石料理について、一品ずつ学べるというのが嬉しいです。
千葉県 60代 女性
開催場所
木挽町大野
〒160-0004 東京都新宿区四谷3-6
・東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩約1分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月5回 13:00〜/19:00〜 ※昼/夜いずれかの回のみの日もございます ▼各月のテーマ 2024年 2月:ご飯(ご飯の炊き方) 3月:汁(江戸時代から伝わる八丁味噌の味噌汁のとり方と鰹節の扱い方) 4月:向附(鯛の昆布締め) 5月:蓬豆腐のお椀 ※5月24日19:00の回のみ「ご飯(ご飯の炊き方)」となります 6月:焼き物(魚の炭火焼き) 7月:炊合せ(鴨の治部煮) 8月:夏のお向付(穴子ときゅうりのごま酢和え) 9月:小吸物・田楽味噌 10月:八寸を盃で楽しむ(からすみの見分け方、栗きんとんの作り方) 11月:香物,湯の子 12月1日~3日:ご飯(ご飯の炊き方) 12月14日,15日:御懐石の食べ方を楽しむ会 ※内容は変更になる場合がございます。 どの回からでも、お好きな回に1回からご参加いただけ、1年間で茶懐石料理のエッセンスをひと通り学ぶことができます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
8,500円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、甘味
※本体験にお食事一式は含まれません。
催行人数
1回6名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.木挽町大野に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.当月の茶懐石料理について解説
3.大野氏による調理デモンストレーション
(2・3を合わせて約50分)
4.休憩(約20分)
5.薄茶のご提供(約50分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催72時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
・メモ用の筆記用具をお持ちください。
・エプロン(ご用意しておりますが、ご自身の物をお使いになりたい場合はご持参ください)
服装
和室での体験のため、素足はご遠慮ください。
※素足の方は靴下をご持参ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の1日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・正座が苦手な方は、椅子やクッションをご用意していますので当日お声がけください。
よくあるご質問
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