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石川│金沢
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金沢「料亭 大友楼」加賀藩御用達の老舗で特別会席ランチを堪能 −通常非公開の貴重な器と共に−

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体験の概要

江戸時代から加賀藩の御膳所御料理方を務め、伝統的な料理や儀式料理を受け継いできた金沢の老舗「料亭 大友楼」。当主や女将から大友楼の歴史や料理についての解説を聞きながら、貴重な収集品に盛り付けられた加賀料理の特別会席ランチを堪能するOtonami限定プランです。金沢の歴史を感じる趣深い空間で美食を五感で味わう、贅沢なひとときをお過ごしください。

体験の特徴

・金沢の老舗「料亭 大友楼」にて、藩政時代から代々受け継がれてきた伝統的な加賀料理を味わいます。
・通常非公開の貴重な重箱でおもてなしの一品が提供される、Otonami限定プラン。
・当主や女将から直々に大友楼の歴史や料理の解説を聞くことができ、食文化への興味が深まります。

21,100円〜
(名/税込)

2〜10名

約120分

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詳しい内容

藩政時代から前田家の味と技術を受け継ぐ老舗料亭

1830(天保元)年創業の「料亭 大友楼」は、加賀藩の伝統的な料理や儀式料理を厳格に受け継ぐ、金沢を代表する老舗料亭です。初代 大友儀左衛門は、前田家3代 利常の頃に加賀藩の御膳所御料理方を務め、藩の台所を“包丁侍”として支えました。加賀藩の茶道教授所だったという建物は250年以上の歴史を重ね、金沢の中心部にありながら一歩中に入ると静寂に包まれ、時間がゆったりと流れるようです。

玄関の風格ある佇まいに、加賀料理の長い歴史を感じる

体験の始まりには、当主や女将から直々に大友楼の歴史についてお話を伺います。城内で働く人々の料理をはじめ、客人をもてなす「饗応料理」を作っていたことや、財政難に見舞われた天保時代には、現代の出張料理店にあたる「煮売屋」を始めたことなど、様々な歴史を経て受け継がれてきた加賀料理のなりたちに理解と興味が深まります。2013年公開の映画『武士の献立』では料理監修も務めたそうです。

大友楼 8代目当主・大友佐悟氏

器と料理に凝縮された金沢の文化

加賀藩・前田家が文化振興に力を入れたことから、金沢では優れた技術が育ち、様々な工芸品が生み出されました。山海の幸に恵まれたこの地で、四季折々の食材と伝統工芸品の器との一体感を堪能できるのが加賀料理の大きな特徴です。「器と料理の掛け合わせのなかに、金沢の歴史と魅力が凝縮されています」と大友氏。九谷焼の器や山中塗の椀などが惜しげなく使われ、一品一品が目で見て舌で味わう愉しみに満ちています。

加賀野菜をはじめ、金沢ならではの食材がふんだんに取り入れられている(お品書きは季節によって変わります)

加賀料理の中でも代表的なのが「鯛の唐蒸し」。背開きにした鯛に具入りのおからを詰めて蒸しあげたもので、婚礼などの祝い事の際に食べられるおめでたい料理です。華やかな九谷焼の皿に盛られたその姿は、豪快でありながら気品にあふれ、祝宴に花を添えます。今では限られた場所でしか味わうことができないこの逸品も、本体験の特別会席ランチに含まれています。

甘辛いおからの中に、銀杏やきくらげ、百合根などの具材がたっぷり

ゆっくりと美食を楽しむ至福のひととき

いよいよ客室に案内され、加賀料理の特別会席ランチをいただく特別な時間の始まりです。時節に合わせた掛け軸、由緒ある骨董品や調度品、生け花に至るまで、おもてなしの心を尽くしたしつらえ。季節の花木が愛でられる日本庭園を眺めながら、これから対面する料理への期待感が高まります。

6室の客室があり、部屋ごとに趣が異なる。どの部屋に案内されるのかは当日のお楽しみ

食材や器、調理方法など、当主や女将から料理に関する詳しい解説を聞きながら、一品一品をゆっくりと堪能。旬の海の幸に、地の利を活かした山の幸、磨き抜かれた加賀料理の伝統と技が光る料理の数々は、素材の旨みが引き立つものやしっかりとした味付けのものなど、それぞれに表情豊かです。ぜひお好きなお飲み物を合わせてお楽しみください(お飲み物は現地にて別途お支払いとなります)。

若女将の大友仁美氏。丁寧な解説と細やかな気配りで料理への興味が深まる

通常非公開の貴重な器でいただく、特別な美食体験

本体験では特別に、大友楼が代々収集してきた通常非公開の重箱に料理を盛り付けて提供します。この日使われていたのは江戸時代末期の重箱で、繊細な技法により加賀蒔絵が施されたもの。普段は目にすることのできない華やかな収集品を間近で鑑賞できる貴重な機会です(使用される作品は日ごとに変わります)。

「どじょうの蒲焼き」や「梅貝の旨煮」など、金沢らしい味が詰まっている

特別会席ランチでは、「鯛の唐蒸し」と並んで加賀料理を代表する一品「治部煮」も味わうことができます。鴨肉に小麦粉をまぶし、金沢の特産品であるすだれ麩や加賀野菜と共に煮た料理で、名前の由来には「煮ている時に“じぶじぶ”と音がするから」という一説があります。とろりとしたあんが鴨肉にからみ、やさしい口当たりです。

まろやかな鴨肉にわさびの辛みがアクセントを添える

加賀百万石が育む金沢の伝統文化を存分に体感

四季折々の食材を盛り込み、金沢の工芸品で演出した“料理の芸術”ともいえる加賀料理。「金沢のあらゆる文化を体験できるのが、料亭という場所です。歴史と共に育まれてきた食や工芸など、金沢が誇る伝統を料理を通して味わってほしいです」と大友氏は話します。

滋味深い郷土料理と華やかな器が出会って完成する加賀料理の世界

豊かな大地の恵みに支えられ、加賀百万石の伝統が育んできた金沢の食文化。華やかな器との掛け合わせで、より一層おいしさが際立つ料理の数々を非日常の空間で味わいながら、金沢のおもてなしの心と美意識、そして加賀料理の奥深さと素晴らしさを存分にご堪能ください。

伝統的な和風建築の佇まいも見どころ

事業者画像

提供
料亭 大友楼

1830(天保元)年創業。初代 大友儀左衛門が前田家3代 利常の頃に加賀藩の御膳所御料理方を務め、それ以後代々伝統的な加賀料理を今に受け継ぐ老舗料亭。150年以上の歴史を持つ建物は、金沢市中心部の立地にもかかわらず閑静な佇まいで、それぞれの客室にも独自の趣がある。室生犀星や泉鏡花など多くの文豪も訪れ、その舌を唸らせたという。2013年公開の映画『武士の献立』では料理監修を担当。

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お客様の声

お客様の声の写真

金沢の伝統料理をはじめ、丁寧な和の仕事が施されたお料理はどれもおいしかったです。華やかな器との組み合わせも素敵で目でも楽しめました。加賀藩の料理人を代々務めてきたお話も興味深く、とても贅沢な時間を過ごすことができました。

石川県 40代 女性

開催場所

料亭 大友楼


〒920-0918 石川県金沢市尾山町2-27
・金沢駅から車、タクシーで約5分
・金沢駅から城下まち金沢周遊バス「左回りルート」、北陸鉄道バス、西日本JRバス、まちバスに乗車。「南町・尾山神社」にて下車、徒歩約1分。
・金沢駅から金沢ふらっとバス「材木ルート」に乗車。「商工会議所」にて下車、徒歩約1分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時│土曜・日曜 11:30〜13:30 2024年1月〜金曜 13:30 - 15:30

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

2024年5月

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

21,100円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、お食事(先付・吸物・造り二種・八寸五種・焼物・強肴・油物・煮物・酢の物・食事・水菓子)、サービス料



催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回10名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.料亭 大友楼に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.大友楼の歴史についてご説明
3.加賀料理の解説と共にお食事
4.お食事が終了次第、解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

スマートカジュアルでお越しください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

お子さま用メニューのご用意はございません。コース料理をお一人で召し上がれるお子さまでしたらご参加いただけます。
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
当日、ご連絡なく10分以上遅刻された場合は、体験にご参加いただけませんのでご了承ください(ご返金もいたしかねます)。

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