クロモジから蒸留水を抽出したり、アロマオイルの調合を体験させてもらいました。
友人と2人だけのほぼ貸切だったので、とても丁寧に充実した体験でした。オイルの調合も好みを何回も聞いていただき、納得いくまで行ってくれました。最後にいただいたお茶もお菓子も特別なもので、感激しました。体験の内容は想像していた以上でした。
体験日:2026年8月29日

Exclusive
こちらの体験は開催を終了しております。読み物としてお楽しみください。
17,600円〜(名/税込)
1〜2名
約120分
友人と2人だけのほぼ貸切だったので、とても丁寧に充実した体験でした。オイルの調合も好みを何回も聞いていただき、納得いくまで行ってくれました。最後にいただいたお茶もお菓子も特別なもので、感激しました。体験の内容は想像していた以上でした。
金沢の中心地、香林坊の大通りから一歩入った静かな場所にある「PHYTO soixante-deux(フィト ソワソント – ドゥ)」。フランス発祥のフィトテラピーを日本に広めようと、植物療法士でありAMPP(フランス植物療法普及医療協会)認定メディカルフィトテラピストでもある林雅子氏が2021年にオープンした、県内初のサロンです。
フィトテラピーとは、様々な植物の薬理効果を用いながら、人が本来持つ自然治癒力を高めて不調を緩和する伝統的な療法のこと。薬で治すことも大切ですが、ハーブやアロマオイルなどを利用して、日常生活の中で気軽に心身を整えていけるよう、一般向けのワークショップやイベントを開催しています。サロンにはカフェスペースがあり、ティザンヌと呼ばれる薬効のあるハーブティーと、季節の植物を使ったデザートや蒸留水を使ったマカロンを味わえます。
オーナーの林氏は2012年に渡仏し、パリでヘアメイクアーティストとして活動していた頃にフィトテラピーと出会いました。生活にフィトテラピーを取り入れたところ、慢性頭痛が改善したのだとか。すっかり魅了された林氏は、帰国後に金沢を拠点にヘアサロンを構えながらAMPP認定メディカルフィトテラピストのディプロマを取得。サロンでは、一人ひとりに合ったハーブティーや精油を処方しています。
フランスでは生活に溶け込むほど日常に根付いている植物療法。植物療法専門の学校があり、民間療法としてではなく学問として体系化され、学術研究なども進んでいます。また、薬草の専門店「Herboristerie(エルボリステリア)」では、何種類にも及ぶ薬草やハーブがずらりと並ぶ棚があり、専門知識を持った薬剤師が不調の症状をカウンセリングして、適切な製品をマッチングしてくれます。
植物やアロマテラピーをはじめとした多岐にわたる専門知識を応用し、身体の不調を未然に防ぐための提案をしてくれるのが植物療法士です。本体験では、植物療法士の資格を持つ林氏から専門的な知識を直々に教わることができます。ハーブを日常に取り入れ、心と体を整えるフランス由来の知恵を学びましょう。
体験のはじめに、普段なかなか見られない蒸留を林氏がデモンストレーション。使うのは、石川県の白山エリアで採れたクロモジです。クロモジとはクスノキ科の落葉低木で、杉の木の麓によく茂っている植物。クロモジの枝を折るとよい香りがするため「疲れを癒す木」として昔から有名で、旅人は山歩きの合間にクロモジの香りで安らぎを得たのだそうです。また、殺菌効果があることから、樹皮を付けたまま爪楊枝として利用され、江戸時代から重宝されてきました。現在はクロモジがもつ成分が化粧品の原料として大変注目されています。その香りからは繊細な奥ゆかしさに加えて、気品や華やかさを感じます。
林氏から森に自生しているクロモジの話を聞きながら、石川県産の乾燥したクロモジの葉や小枝を折ると、落ち着きのあるフローラルな香りが。蒸留には乾燥したクロモジの葉や小枝をメインに使用しますが、林氏が採ったフレッシュなクロモジが手に入ることがあれば、一緒に蒸留器に入れていきます。
ガラス越しに蒸留している様子を観察しながら、林氏が語る水蒸気蒸留法のメカニズムを聞き、ビーカーに少しずつ精製されていく蒸留水を愛でるのが本プランの醍醐味。蒸留水は、古くはアラビアで作られていたという記録があります。クロモジの香り高い成分を含んだ蒸留水ができるまで、部屋中に満たされていくクロモジの天然の香りを楽しみましょう。
続いては、和精油の香りと基本的な使い方を学ぶ体験です。100%天然素材の精油の香りを試し、好みの香りを複数選んでブレンドしていきます。使用するアロマオイルは、北陸で生まれた和精油を厳選。石川県産のクロモジ、ゆずやスギなど、石川の白山麓に広がる大自然が磨き上げた水で作られています。富山県産のアロマオイルは、立山のスギやクロマツ、紫蘇などの香りをラインナップ。天然の個性豊かな香りをそのまま楽しむことができます。
日本の精油は樹木を使ったものが多く、里山を思い起こすどこか懐かしい香りは私たちの心を落ち着かせてくれます。北陸に特化した和精油は生産量が少なく、なかなか出会えないものも。この機会に試してみてください。
ブレンドした精油を、米どころといわれる地域の米ぬかから抽出したライスブランオイルと混ぜてマッサージオイルを作るオプションも用意(別途料金がかかります)。肌の保護・保湿だけでなく、ヘアケアやネイルケアに使うこともできます。
アロマオイルの香りが広がる中、オイルのブレンドを終えたらティータイムへ。フランスでは薬効のあるハーブティーのことをティザンヌと呼び、日常的に生活に取り入れられています。常時約10種類あるティザンヌから好きなものをセレクト。体調に関して心配事がある場合には、林氏に伝えると最適なティザンヌを選んでもらえます。ハーブティーは飲みにくいと感じている方も、林氏が試行錯誤して作ったブレンドは飲みやすく、身体にすっと染みわたってゆくようです。
ティザンヌに合わせるスイーツは、クロモジの蒸留水を使い、甘さのバランスが絶妙なオリジナルマカロン。クリームにクロモジの蒸留水が使われ、上にはクロモジの蒸留水からできた結晶と、石川県で収穫された「国造ゆず」のピールがのっています。クロモジは柑橘系との相性がよく、ゆずの味と香りをさらに引き立てます。ここでしか食べられないマカロンを、ティザンヌと共にゆっくりと味わいましょう(内容は変わる可能性があります)。
出来上がったオイルは精油瓶に、クロモジの蒸留水はスプレーボトルに入れてお渡しします。さらにOtonami限定で、石川県の作家が手がけたオリジナルのウッドディフューザーもあわせて持ち帰ることができます。クロモジは収れん効果や抗菌作用に優れているので、化粧水としての使用や外出先でのリフレッシュ、寝る前に枕元にシュッとひと吹きするなど手軽に使えます。ブレンドしたオイルは、ウッドディフューザーに垂らしてご自身でブレンドした香りを楽しみましょう。シャワータイムに精油を床に垂らすと、湯気とともに香りが立ち込めて、身も心もときほぐしてくれます。
精油や蒸留水ができる工程を知り、和精油の香りを感じながら植物療法を体験し、ティザンヌと蒸留水入りのマカロンを味わう本プラン。PHYTO soixante-deuxにて、日本古来の植物が持つ香りの潜在能力を五感で実感し、心と体が自然とほぐれる穏やかなひとときを過ごしてみませんか。

提供
PHYTO soixante-deux(フィト ソワソント-ドゥ)
友人と2人だけのほぼ貸切だったので、とても丁寧に充実した体験でした。オイルの調合も好みを何回も聞いていただき、納得いくまで行ってくれました。最後にいただいたお茶もお菓子も特別なもので、感激しました。体験の内容は想像していた以上でした。
体験日:2026年8月29日