葉山「山口蓬春記念館」解説付きで巡る日本画の世界&葉山茶寮 六花で味わう旬のランチと限定スイーツ
体験の概要
明治天皇が葉山御用邸を創設したのを機に、国内外の要人から愛される別荘地へと発展した神奈川・葉山エリア。青い海と緑の山々に囲まれた自然豊かなこの場所で、アートと食を堪能するOtonami限定プランです。まず訪れるのは「山口蓬春記念館」。現代日本画の礎を築いた山口蓬春の作品を、学芸員による解説付きで鑑賞します。終了後は「葉山茶寮 六花」へ。地元の食材をふんだんに使った季節の八寸盛御膳ランチと、本プラン限定のスイーツをいただきます。
体験の特徴
・文化勲章を受賞した日本画家・山口蓬春の作品や、貴重な資料が鑑賞できる企画展を案内付きで巡ります。
・昭和天皇の侍医頭の旧邸宅を改装した「葉山茶寮 六花」にて、季節を感じる八寸盛御前のランチを堪能。
・ランチ後にOtonami限定スイーツをご用意。抹茶を点てて味わうオプション(有料・抹茶茶碗のおみやげ付き)もあります。
6,600円〜
(名/税込)
1〜6名
約90分
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詳しい内容
別荘建築の全盛時代、昭和初期の面影を残す2軒を巡る
山口蓬春記念館は、日本画家・山口蓬春の終の住処を引き継いで生まれました。蓬春は戦後、実業家・山﨑種二(現・山種美術館創設者)の手引きにより、疎開先の山形から葉山へ移住。やがて木造二階建ての家屋を購入し、増改築を行い庭を造園するなど、美しく整えていきました。和風建築の巨匠・吉田五十八が増改築を手がけた主屋と画室は、国の登録有形文化財に登録されています。
一方、葉山茶寮 六花の建物は、昭和天皇の侍医頭(じいのかみ)として知られる塚原伊勢松の別邸として、1934(昭和9)年に建設されたと伝えられています。西洋のステンドグラスに影響を受けたガラス建具、砂壁の左官仕上げなど、当時の職人による手仕事が随所に残る空間には、日々の喧騒から離れた静かな時が流れます。
山口蓬春が生み出した新日本画の世界に浸る
Otonami限定プランでは、まず、山口蓬春記念館の学芸員による解説付きで企画展を鑑賞します。伝統的な日本画を探求すると共に、西洋画の技法を取り入れるなどの研鑽を深め、明るくモダンな独自の新日本画を追求した蓬春は、1965(昭和40)年に文化勲章を受章。皇居新宮殿杉戸絵『楓』のほか、数々の作品を残した画家の偉業を、作品のみならず、貴重な写生や下絵、題材となった古美術品を観ながら巡ります。
画室から眺める庭もまた、創作の背景を知るための手がかりになります。四季折々絶えず咲き誇る花々は、春子夫人が丹念に手を入れて育ててきたもの。蓬春の作品にもたびたび登場する庭の風景は、長い歳月をかけて変化していますが、その美しさは健在です。記念館へは、当日であれば自由に入退場ができるので、ランチの後にゆっくりと見学するのもおすすめです。
古びの美が宿るレストラン、葉山茶寮 六花へ
山口蓬春の世界に浸った後は、葉山御用邸方面へ歩いて5分ほどの路地にひっそりと佇む、葉山茶寮 六花へ。塚原伊勢松の別邸として建設されてから約90年。今なお色褪せない風格を醸し出す門をくぐると、木漏れ日が躍る前庭、次いでレトロな結霜ガラスで飾られた引き戸が、訪れる人を出迎えます。
建具を開け放ち、広縁からカウンター席までの空間をつなげた店内は、古民家らしい落ち着きと開放感があります。窓の外には光を遮るものがないので、室内は自然光によって明るく、上品な雰囲気もあり心地良さを感じるでしょう。
経年で味わいを増す古材、ガラス建具といった当時の面影を感じさせる意匠、そして目にも鮮やかな庭の緑が、どの席に座っても目に入ります。建築について興味があればスタッフに話を聞くことも可能。旧邸宅ならではの特徴や建物の歴史を知ることで、六花での滞在がより充実するでしょう。
Otonami限定スイーツ付きの八寸盛御膳ランチを堪能
庭を見渡せる席に着いたら、三浦や葉山の野菜が彩る季節の八寸盛御膳を味わう時間。2段のせいろ蒸しのメインディッシュは、肉と魚から選べます。目にも鮮やかな、旬を感じるメニューの数々を前に期待が高まるでしょう。汁物は、スタッフが目の前で出汁を注いで仕上げてくれます。料理はもちろん、ふわりと立ちあがる香りや湯気など、五感で堪能しましょう。
ランチには、和洋折衷をテーマとしたOtonami限定の特別なスイーツが付きます。歴史ある落ち着いた雰囲気の空間で、こだわりの料理やスイーツを味わう至福のひとときになるでしょう。
木目が美しいカウンター席で、抹茶のお点前ができるオプションも
大きな松の天板が印象的なカウンター席にて、抹茶を味わうオプション(有料)もあります。スタッフの手ほどきを受けながら、ご自身で抹茶を点てることも可能。椅子に腰をかけて行うカジュアルな体験なので、茶道が初めての方でも安心です。美濃焼のオリジナルの抹茶茶碗は、おみやげとして持ち帰ることができます。
喧騒から離れた葉山で、アートと食を満喫する優雅な時間
皇室ゆかりの別荘地・葉山の自然と歴史を感じながら、日本画の世界に触れ、こだわりの料理を堪能するOtonami限定プラン。帰る頃には、知的好奇心が満たされ、目に映る風景もより輝きが増していることでしょう。四季折々の姿を見せる葉山で、心穏やかになるひとときを過ごしてみませんか。
提供 山口蓬春記念館
提供
山口蓬春記念館
1991(平成3)年、旧・山口蓬春邸に創立。記念館への転用に際し、建物は建築家・大江匡によって改築。既存の木造建築を活かしつつ、近代性を兼ね備えた姿に生まれ変わった。山口蓬春が手がけた日本画作品のほか、約1,000点に及ぶ写生や下絵、古今東西の美術を学んだ蓬春が蒐集した古美術品を数多く収蔵している。
提供 葉山茶寮 六花
提供
葉山茶寮 六花
2021年、旧・塚原伊勢松別荘に開業。コンセプトは「五感に加えて、第六感まで感じていただく六つの愉しみ(六つの花)」。ランチや抹茶を提供するほか、金・土曜はバーとしても営業。和刺繍や金継ぎといった学びの体験の企画、婚礼のコーディネートなども行っている。
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開催場所
【集合場所・企画展の鑑賞】
山口蓬春記念館
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320
▼公共交通機関をご利用の場合
・JR横須賀線 逗子駅(京浜急行バス3番乗場)または京浜急行線 逗子・葉山駅(南口2番乗場)より、「海岸回り葉山行(逗12)」または「海岸回り福祉文化会館行(逗11)」に乗車、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」にて下車、徒歩約2分
▼お車の場合
・逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
【ランチ会場・解散場所】
葉山茶寮 六花
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1664-1
※Google Mapは「山口蓬春記念館」の場所を示しています。当日はこちらにお越しください。
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月5回〜 水曜:11:00~12:30 / 13:00~14:30 金曜:11:00~12:30 ※オプションをお申し込みの場合、体験の終了時間が約30分後ろ倒しになります。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,600円(名/税込)
料金に含まれるもの 入館料、体験料、講習料、施設利用料、お食事
〈オプション〉
抹茶のお点前(抹茶茶碗のおみやげ付き)
+4,400円(名/税込)
店主もしくはスタッフの手ほどきを受けながら、ご自身で抹茶を点てることができます。
※スタッフが代理でお点前することも可能です
催行人数
1回6名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.山口蓬春記念館に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.学芸員による解説付きで企画展を鑑賞(約30分)
3.鑑賞後、葉山茶寮 六花へ移動してランチ(約60分)
4.解散
※オプションをお申し込みの場合、体験の終了時間が約30分後ろ倒しになります。
※解散後に山口蓬春記念館への再入場が可能です。(最終入場は16:00、閉館は16:30)
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催24時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、15歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の3日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・各会場は貸し切りではないため、Otonamiプラン以外のお客様とご一緒になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・集合時間は厳守いただきますようお願いいたします。
・アレルギーがある方は、ご予約時に「主催者からの質問」にてお知らせください。
よくあるご質問
※土・日曜・祝日は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください
葉山茶寮 六花では撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。
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