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大阪|河内長野

大阪「盛松寺」天然香木のお香づくり&甘味と抹茶のお点前体験 −弘法大師ゆかりの古刹で−

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体験の概要

大阪・河内長野市に佇む弘法大師ゆかりの寺院「盛松寺」。住職の導きで、9種類の天然香木を使ったオリジナルのお香をつくりましょう(※)。インド・チベットの仏教学を研究する住職から、インドに起源を持つ香木のお話や、それぞれの素材が古くから担ってきた役割など、詳しい解説を聞きながら調合を楽しみます。お香づくりの後は、自ら点てるお抹茶でひと息。「柚子みその寺」として知られる盛松寺らしい、柚子の練り切りをはじめとした甘味と共にいただきます。静かな境内で心落ち着く香りに包まれて、自らの心地良さを見つめるやさしいひとときを過ごしましょう。

体験の特徴

・弘法大師に縁の深い寺院の趣ある寺子屋にて、白檀や丁子、松といった天然香木原料を用いたお香づくりを体験。
・体験前には柚子の果肉と果汁をふんだんに使ったウェルカムドリンクをいただきながら盛松寺の歴史を教わります。
・調合したお香は柚子をかたどったお香入れに納めて持ち帰ります。おみやげにオリジナルの文香をプレゼント。

※12月催行日のみ、柚子みそづくり体験となります。

6,300円〜(名/税込)

1〜8名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

柚子みその逸話が今に伝わる弘法大師ゆかりの古刹「盛松寺」

大阪・河内長野市に佇む「盛松寺」。弘法大師として知られる真言宗の開祖・空海とゆかりが深い寺院で、大師が開いた高野山の道場に至る参詣道 高野街道の西高野街道と中高野街道が交差する場所のほど近くにあります。

美しい吊り灯籠が印象的な供養堂には弘法大師が鎮座する

弘法大師は808(大同3)年にこの地を訪れ、当時流行っていた疫病の終息を祈願しました。大師が健康のために村人に授けた教えのひとつが、冬至の季節に柚子みそをつくり食すこと。以来、柚子は盛松寺の象徴となり、「柚子みその寺」としても親しまれています。

日本らしい趣がありながらも異国の香りが漂う寺子屋の内観

本体験は境内にある寺子屋にて行われます。集い・学び・体験する場としてつくられたここには、インド・チベットの仏教学を研究する住職・髙橋成明氏が設えた、アジアの思想と美意識が息づく空間が広がります。

体験の始まりに甘酸っぱい柚子のドリンクが振る舞われる

寺院特有の静けさの中にどこか異国の気配を感じるこの場所で、まずは寺院の歴史と弘法大師にまつわる逸話を聞きましょう。お話に耳を傾けながらいただくのは、柚子の果肉と果汁を使ったウェルカムドリンク。柚子の爽やかな香りが、盛松寺が築いた長い歴史の扉へといざないます。

天然香木でつくるオリジナルブレンドのお香づくり

盛松寺の歩みに思いを馳せたところで、いよいよお香づくりを体験します(12月を除く)。まずは、つくり方やその効能と共に、真言宗では香がどのように位置づけられてきたのかを学びます。「お香は古くからご縁をつなぐものと考えられてきました」と、住職。先祖に手を合わせながら香を焚くのは、香煙で仏様と心を通わせるという意味があるのだとか。

盛松寺の住職・髙橋成明氏。香りと仏教の関係から分かりやすく解説してくれる

目の前に並ぶのは9種類の天然香木。香りのベースとなる白檀は、インドに起源を持ち、古来より仏前供養や瞑想に用いられる代表的な香材です。またスパイシーな香りの丁子は、お経を読む際に口に含み、言葉を浄化するとして尊ばれてきた素材。

粉末状の香木が入った瓶を一つひとつ確かめて好みの香りを見つける

寺院の名前にちなんで用意された国産の松(栂)、料理にも使われる八角や桂皮など、個性の異なる素材が揃います。それぞれの特徴や仏教との関わりを学び、自らの心地良い香りを探りながら丁寧に調合しましょう。

その日の心持ちや体の調子が反映された、“今の自分”にぴったりの香りが完成

調合したお香は、盛松寺のモチーフである柚子をかたどったお香入れに納めて当日持ち帰れます。焼香として香りを焚いて楽しむのはもちろん、小さな袋に木片を入れ、バッグやクローゼットに忍ばせるのもおすすめ。おみやげにいただける盛松寺オリジナルの文香を活用し、大切な人に香りを共有したり、しおりとして本に挟んだりするのも素敵です。

【12月のみ】1200余年にわたり受け継がれる柚子みそづくり

盛松寺では毎年、柚子の収穫の最盛期に柚子みそをつくり、終い弘法(12月21日。大師の月命日である21日の最終月)に地域の人々に配ります。12月はお香づくりに代わり、弘法大師から伝わった歴史ある柚子みそづくりを、本プラン限定で特別に体験できます。

弘法大師ゆかりの高知県で収穫された柚子を使用する。皮まで余すことなく使う柚子みそは栄養たっぷり

柚子をくり抜き、種を除いて実と皮を包丁で丁寧に叩きます。なめらかなペースト状になったら粗味噌と合わせて、香り豊かな柚子みそに。くり抜いた皮にたっぷりと詰めれば出来上がりです。体験中には、種を使った化粧水のつくり方や残った果汁の活用方法の紹介も。種から果汁まで残さず活かす知恵に触れながら、与えられたものを尊び、循環させる仏教の心にも触れられるひとときになりそうです。

柚子ふたつ分を持ち帰れるので、大切な人へのおすそ分けにもぴったり

出来上がった柚子みそは御本尊である弘法大師にお供えし、柚子祈願ろうそくに火を灯してから住職が般若心経を唱えます。健やかな日々を願ってつくられる柚子みそは、野菜につけてもごはんにのせても格別。1200余年にわたって伝承されてきた滋味深い味わいを、様々な食べ方で楽しんでみてください。

灯火を献じることで仏様にお願い事を届け、自らの心まで明るく照らす

お茶菓子をいただきながらほっと安らぐ歓談のひととき

お香づくりの後は、お茶菓子でひと息。住職に教わりながら自ら抹茶を点てます。手首を使ってリズミカルに茶筅を動かすと、きめ細やかな泡が立ち、抹茶の香りがふわりと漂います。

※12月は柚子の上用饅頭と柚子茶をいただきます。お点前体験はありません。

茶筅を動かすやさしい音と抹茶の濃い緑に心癒される

お茶と共にいただくのは、やさしい柚子の風味が広がる盛松寺オリジナルの柚子練り切りと、和三盆をのせた甘味仕立ての胡麻豆腐(内容は変わる場合がございます)。とろける食感の胡麻豆腐は、和三盆の甘みが胡麻の風味を引き立てています。

住職のお話に耳を傾けながらお茶菓子をいただく穏やかな時間(内容は変わる場合がございます)

住職としての務めの傍ら、大学講師として、能化(のうけ)としても活動している住職を囲むお茶のひとときは、日々の暮らしに生かされる気づきが満載です。また、境内には100を超える柚子のモチーフが潜んでいます。寺子屋にも、目を凝らせばあちこちに愛らしい柚子の姿が。歓談を楽しみながら、どこに隠されているか探してみてください。

自分自身と向き合い、盛松寺の魅力をより深く知る特別な体験

お抹茶体験後には、Otonamiプラン限定の特別なオプション(有料)を体験してみるのもおすすめ。写経体験では般若心経を丁寧に書き写し、瞑想に近い状態で呼吸を整えながら心を静めます。完成したら、住職を囲んで薬種茶3種を飲み比べます(緑茶、和紅茶、薄紅葵・ブルーマロウとのブレンド茶。薬種飴付き)。

セルフメディテーションに効果的とされる般若心経の写経体験

11月~2月には季節限定のオプションとして、特別な薬種チョコレートの食べ比べ体験も。香木の主産地であるインドネシアやベトナムは、古くから薬として珍重されてきたカカオの産地としても知られています。インドネシア産のカカオを使用した薬種チョコレート3種と、ベトナム産のカカオを使った薬種チョコレート3種の計6種を、和紅茶と薬種をブレンドした薬種紅茶と共に食べ比べます。

薬種との調和を楽しめるインドネシア産と、フルーティーな酸味が薬種のスパイシーさを引き立てるベトナム産を食べ比べ

体験終了後は、境内を散策してみるのも良いでしょう。時間が許せば、河内新四国八十八カ所霊場(六角堂)へのお参りがおすすめです。四国八十八ヶ所霊場の祠を祀ったお堂で、本堂裏手の大師山にあった霊場を移動させて建立しました。一願成就の立江地蔵菩薩を中心に、それぞれの霊場のご本尊、そして弘法大師が祀られており、右回りに巡ることで全霊場を参拝した功徳を得られるといわれます。

特徴的なお堂をぐるりと参拝し、無病息災を祈願する(自由拝観となり、住職の解説はありません)

自らの心を映す香りづくりから、自然との一体感を感じる

天然香木を調合して、自分好みのお香をつくる体験。木片から立ちのぼる香煙は、ゆらゆらと形を変えながら空気に溶け込み、やがて消えてゆきます。この様子は古来から、目に見えないものとのつながりの象徴とされました。

香りと向き合い、自分自身の心と向き合う

自らの心を映す香りが空間に広がり、仏様とつながる瞬間。「小さな私たちは、自然の中で生かされている。そんな一体感を感じていただけたら」と住職は話します。静かに呼吸を深め、心安らぐ香りをつくり出す時間を通じて、じんわりと感謝の念が湧き上がるあたたかなひとときを過ごしませんか。

事業者画像

提供
盛松寺

大阪府河内長野市の山間にある寺院。808(大同3)年に弘法大師・空海がこの地を訪れ、村人の疫病平癒を祈願したという伝えが残り、弘法大師ゆかりの寺として知られている。冬至に柚子みそをつくり食して息災を願うという教えを受け継ぎ、「柚子みその寺」として地域に文化を伝えている。住職の高橋成明氏は、高野山大学文学部密教学コースの非常勤講師として、高野山専修学院の能化として次代の僧侶を指導。またタントラ仏教研究会の研究員としてインド・チベットの仏教学を研究している。

開催日を確認

開催場所

盛松寺


〒586-0004 大阪府河内長野市楠町西1211番地

▼公共交通機関をご利用の場合
・南海高野線 千代田駅から徒歩約12分

▼お車の場合
・阪和自動車道 美原北ICから約15分
※カーナビで「盛松寺」と検索するとうまく案内されない場合がございますので、近隣の「大阪千代田短期大学附属幼稚園」と検索いただくのがおすすめです。園の左横に盛松寺の看板があり、山道入り口が見えます。

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時│月3回程度 13:30〜15:00 ※12月催行日は体験時間が約110分(13:30〜15:20)となり、ページ上の時間表記と異なります。体験後のお時間には余裕を持ってお越しください。 ※オプション「写経体験・薬種茶飲み比べ」を選択された場合は、終了時間が約90分後ろ倒しとなります。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。

料金

6,300円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、おみやげ(つくったお香と文香、資料 / 12月催行日はつくった柚子みそ、残った果汁)

〈オプション〉
①写経体験・薬種茶飲み比べ
+3,500円(名/税込)
住職の指導のもと般若心経を写経した後、薬種茶3種を飲み比べます。薬種飴付き。

②薬種チョコレート食べ比べ(11月~2月催行日限定)
+2,000円(名/税込)
インドネシア産・ベトナム産の薬種チョコレートを、薬膳紅茶と共にそれぞれ3種ずつ食べ比べます。


催行人数

1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

【1~11月催行日 お香づくり】
1.盛松寺 寺子屋に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
※寺子屋は本堂に向かって右側にございます
2.ウェルカムドリンクをいただきながら盛松寺のお話を聞く(約10分)
3.お香の材料とつくり方の説明(約10分)
4.お香づくり体験(約40分)
5.甘味2種と自ら点てたお抹茶をいただく(約30分)
※11月~2月催行日限定のオプション「薬種チョコレート食べ比べ」を選択された場合は、甘味2種・お抹茶と共に提供します。
6.解散

【12月催行日 柚子みそづくり】
1.盛松寺 本堂に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.ウェルカムドリンクをいただきながら、盛松寺のお話とつくり方の説明を聞く(約10分)
3.柚子みそづくり体験(約60分)
4.柚子みそを御本尊にお供えし、般若心経を唱える(約10分)
5.住職による法話(約10分)
6.寺子屋に移動し、柚子の上用饅頭と柚子茶をいただく(約20分)
※11月~2月催行日限定のオプション「薬種チョコレート食べ比べ」を選択された場合は、柚子の上用饅頭・柚子茶と共に提供します。
7.解散

※体験の前後に境内を自由に拝観できます。
※オプション「写経体験・薬種茶飲み比べ」を選択された場合は体験時間が約90分後ろ倒しとなります。あらかじめご了承ください。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催48時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。
※12月にご参加の場合はエプロンをお持ちください。
※オプション「写経体験・薬種茶飲み比べ」を選択された場合は細かい作業を行うため、ご不安な方はメガネや老眼鏡をお持ちください。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

13歳以上
※18歳未満の方は保護者の同伴が必要となり、参加者と同伴者それぞれに1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

開催日を確認

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