虎ノ門「THE CELLAR」ソムリエと愉しむ名メゾンのシャンパーニュとキャビアのペアリング体験

ワインをこよなく愛する人たちが集う「THE CELLAR」虎ノ門本店

東京・虎ノ門にあるワイン専門店「THE CELLAR（ザ・セラー）」。エントランスに足を踏み入れると、約3万本のワインが整然と並ぶ圧巻の景色がゲストを迎えます。ワインに精通したバイヤーたちが世界中から集めた、常時2500種を超える幅広い品揃えが多くのワイン愛好家たちから支持されています。

グレーを基調とした洒脱な店内の最も奥に貴重なワインがずらりと並んだセラーと、大きなテーブルが配されたテイスティングルームがあります。本プランではこのテイスティングルームを貸し切り、フランスの名門メゾン、ローラン・ペリエのシャンパーニュとキャビアのペアリングを体験します。

ソムリエ・角敏行氏がいざなうワインと食の奥深き世界

講師を務めるのは、ソムリエの角（つの）敏行氏。都内のモダンフレンチの名店「タイユバン・ロブション（現ジョエル・ロブション）」をはじめとする数々の名店で研鑽を積みました。その後、『ミシュランガイド』二つ星獲得の六本木「リューズ」や浅草・駒形「ナベノイズム」では支配人兼シェフ・ソムリエとして従事。現在はローラン・ペリエのブランドアンバサダーとして、ワインと食が織りなす魅力の奥深さを伝えています。

まずは、角氏からローラン・ペリエとキャビアについての基礎知識を学びます。テイスティングルームに並ぶ、美しい曲線が特徴のローラン・ペリエのボトルとグラス。その様子は会場にまるでシャンパーニュパーティーさながらの華やかさを添えます。

シャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ」に魅了されるひととき

1812年に創立し、世界の名だたるシャンパーニュメゾンのひとつとして多くの人に愛されているローラン・ペリエ。歴史と伝統を大切にしながらも常に独自のスタイルである「フレッシュさ・ピュアさ・エレガンスさ」を追求し続けています。昨今では2011年にイギリス王室のロイヤルウェディングの晩餐会や、2024年にチャールズ国王が天皇陛下を招待した晩餐会でローラン・ペリエが振る舞われたことでも話題になりました。

本プランでゲストが味わうのは、季節に合わせた３銘柄。この日は、淡いゴールドの色調が美しい辛口の「ラ キュベ」、凝縮したいちごやベリーなど赤い果実のフレーバーを感じられる「ロゼ」。そして、ローラン・ペリエのフラッグシップとして一流シェフやトップソムリエから高い評価を受ける「グラン シエクル」のテイスティングです。頑なな品質へのこだわりをもつローラン・ペリエならではのスタイルと製法、そしてメゾンの揺るぎない信念。角氏の明瞭な解説によって浮かび上がるストーリーは、シャンパーニュの味わいをさらに際立たせてくれるでしょう。

シャンパーニュとキャビアが織りなす調和を堪能

いよいよシャンパーニュとキャビアのペアリングを体験します。合わせるキャビアは、熟成度が異なる新鮮で最高品質の3種。ワインのように熟成度によって味わいの変化を楽しめるのが大きな特長であるキャビア。角氏は「シャンパーニュの爽やかな味わいとキャビアの持つコクをペアリングすることで、互いの旨みを引き立て合う完璧な相性になります」と話します。

角氏のおすすめは、ラ・キュベにはキャビアとサワークリームの組み合わせを、ロゼにはキャビアと赤玉ねぎのピクルス、そしてグラン・シエクルにはあえて何も調理せずそのままのキャビアをペアリングすることだそう。それぞれのペアが織りなす芳醇な香りと味わいの調和を存分に堪能しましょう。

また、自宅でおいしくシャンパーニュを味わうためのポイントも学べます。ボトルを冷やす温度、おすすめのシャンパーニュグラスの形、キャビア以外でペアリングにおすすめの食材など、体験で得た知識はワインと食への感度をぐっと高めてくれるでしょう。

暮らしの中の“特別”を豊かに彩るシャンパーニュ

体験終了後は、時間の許す限り店内でのお買い物を楽しみましょう。参加者限定の嬉しい特典として、店内にあるすべてのワインを当日に限り10%オフで購入できます。気に入った1本を、自宅でじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

「このペアリング体験が、世界のワインと食文化へと興味が広がるきっかけになってくれたら」と角氏は話します。知的好奇心を高めてくれる解説と、五感を満たしてくれるシャンパーニュとキャビアのペアリング。キラキラと輝くシャンパーニュで彩られた暮らしの中の“特別”にふれる贅沢な時間を過ごしましょう。