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京都|伏見
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京都「魚三楼」老舗の若主人とたどる京料理の歩みと歴史ある館内見学 −出汁飲み比べと花籠御前付き−

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体験の概要

古くから水運の要衝の地として栄えてきた京都・伏見で、高級魚専門の料理屋として名を馳せてきた老舗料理屋「魚三楼」。江戸時代の歴史の足跡が残る館内を10代目・荒木裕一朗氏の解説付きで巡り、京都の食文化と歴史を学びます。さらに、伏見の名水を使った出汁の取り方をデモンストレーション形式で学び、飲み比べをした後は、四季を感じる特別花籠御膳をいただきます。『ミシュランガイド』星獲得の名店による繊細な味わいの料理を堪能しながら、老舗料亭の若主人から京料理について話を聞く貴重な体験をお楽しみください。

体験の特徴

・京都・伏見で260年以上続く老舗料亭の館内を、10代目・荒木裕一朗氏の解説付きで巡ります。
・京料理ならではの出汁の取り方を見学し、昆布出汁と合わせ出汁の飲み比べを体験。
・京都の行事や季節にちなんだ料理が楽しめるOtonami限定の特別花籠御膳を堪能。オプション(有料)にて季節ごとのおすすめの日本酒も注文可能。

9,900円〜
(名/税込)

1〜10名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

政治と交通の要衝で大名屋敷の料理を手がけた名店

古代から水運の要衝として栄えてきた伏見の地。平安時代には貴族の別荘が置かれる景勝地として知られ、安土桃山時代には天下人・豊臣秀吉が築城した伏見桃山城の城下町として賑わいました。その後、1764(明和元)年に創業した魚三楼は、瀬戸内海の魚介や京野菜、伏見の銘水を使う高級魚専門の料亭として各藩の大名屋敷の料理方を務めました。

見事な細工の欄間や舟底天井など、細部にこだわった数寄屋造りの空間

幕末、伏見が鳥羽・伏見の戦いの主戦場となった際には、魚三楼は御香宮神社に駐屯する官軍の台所番として活躍。近年は京料理の精神を体現する料亭として『ミシュランガイド』二つ星も獲得しました。本プランでは、10代目・荒木裕一朗氏の案内により、京都の食文化や歴史、おいしい出汁の作り方などを学び、京都・伏見とともに歩んできた老舗料亭の魅力を堪能します。

老舗・魚三楼ならではのエピソードに触れ歴史をたどる

まずは魚三楼の歴史を物語る館内の見どころを荒木氏の解説を聞きながら巡ります。魚三楼の建物は増改築を重ねていますが、最も古くは江戸時代のもの。魚三楼が佇む京町通は、幕末の鳥羽・伏見の戦いでは新撰組が布陣。表の格子には当時の銃撃戦の弾痕が保存され、京都市の歴史的風致形成建造物に指定されました。鳥羽・伏見の戦い後、徳川慶喜の追討を布告した瓦版「御制札之写(おんせいさつのうつし)」も館内に展示されています。

荒木氏の軽妙な語り口と豊富な知識による説明で知的好奇心が満たされる時間を

玄関も江戸時代から引き継がれているもので、大きな鞍馬石を配した風格ある空間です。ひな祭りの時期に玄関に飾られる雛人形をはじめ、個室での掛け軸や飾りなど、おもてなしの心を表現した季節ごとのしつらいが施されます。

落ち着いた佇まいで来訪者を出迎える玄関

京料理の基礎である出汁のデモンストレーションと飲み比べ

館内ツアーの後は、日本百名水にも選ばれた伏見の湧き水について学びます。豊かな水が湧き出ることから酒どころとしても有名な伏見。その良質な湧き水は「伏水」といわれ、魚三楼では出汁はもちろん、ご飯を炊くにもお茶を淹れるにもすべてに伏水が使われ、魚三楼の上品な味わいの料理を支える欠かせないものとなっています。

1階の個室からは料理に使う水を汲む井戸を眺めることができる(画像はイメージです)

次に、老舗料亭ならではの出汁の取り方を習います。魚三楼では出汁を取る際、利尻昆布と鹿児島・枕崎の本枯節を使用します。「分量や温度、時間など、出汁をおいしく取るための要素は様々ありますが、味を大きく左右するのは水です。伏水は酒を造るにのも出汁を取るのにも硬度が適した水。和食の要である出汁の味を確かなものにしてくれるんです」と荒木氏は話します。

丁寧に手順を追って10代目の荒木氏が出汁の取り方を実演

実演を見学しながら、出汁の飲み比べをします。まずは昆布だけで取ったすっきりとした旨みの出汁を味見します。そして本枯節を入れて取った出汁の上品な香りと相まったおいしさも体感。荒木氏が丁寧に手順を教えてくれるので、黄金色の美しい出汁を自宅でも試してみてはいかがでしょうか。

昆布出汁と合わせ出汁、それぞれ出来たてのおいしさを飲み比べできる

四季折々の風情を味わえる特別花籠御膳で美食に浸る

出汁の取り方を学んだ後は、会席料理の一品を梅をかたどった花籠に詰めた魚三楼のお昼の名物、花籠御膳をいただきます。炊き合わせや焼き魚、口取り、和え物、油物など、体験当日に荒木氏から教わった京料理や食材の話に関連したメニューを含むOtonami限定の内容です。

特別花籠御膳の一例。その日届いた質の良い食材をもとに作り上げる

明石をはじめ全国の港から仕入れる新鮮な魚介と、中央市場からの野菜など最高の食材にこだわり続け、伝統と現代のニーズを融合させた京料理を味わう特別な時間を過ごしましょう。

上品な出汁が染み渡る椀物をはじめ、丁寧に作られた一品一品に満たされていく

「歳時記に合わせた料理や器、掛け軸やお花によるしつらいなど、空間の全体で演出する私たちのおもてなしを体感していただきたいです」と荒木氏。国の登録無形文化財でもある京料理の真髄を追求し続ける魚三楼で、伝統と技を今に生かす10代目の荒木氏との会話も楽しみましょう。

予約状況により、中庭を望む個室で食事をいただける場合も

京料理の高みと伏見の歴史文化を存分に体感

京料理と共にお酒を楽しみたい方には、日本酒を注文できるオプション(有料)がおすすめ。日本酒は地元伏見の酒蔵のものから季節に合わせておすすめを教えてもらえるので、料理とのペアリングを楽しめます。

魚三楼の料理に合う伏見のお酒を厳選

伏見が誇る名店・魚三楼で江戸時代から幕末にかけての足跡をたどり、京料理の奥深さを再発見できる本体験。荒木氏から教わった京都の歴史や食文化の話を思い出しながら伏見の名所を巡ると、絢爛豪華な桃山文化が花開き、幕府の直轄地として重用された伏見の街の魅力がより鮮明に胸に響くことでしょう。


事業者画像

提供
魚三楼

1764(明和元)年、讃岐から上京した初代・三郎兵衛が仕出し屋を生業として居を構えて創業。江戸時代には大名屋敷の料理方を務め、鳥羽・伏見の戦いでは官軍の台所番を任されるなど、古くより高く評価されてきた。鳥羽・伏見の戦いの際も奇跡的に店が残り、激戦の様子を伝える刀傷や弾痕が見られる。現在は、全国の港から仕入れる新鮮な魚介や選び抜いた京野菜、伏水を使い、受け継いできた伝統と技を大切にしつつ、現代の感性と工夫を凝らした京料理を提供する。

開催日を確認

開催場所

魚三楼


〒612-8083 京都府京都市伏見区京町3-187
・京阪本線 伏見桃山駅より徒歩約1分
・近鉄京都線 桃山御陵前駅より徒歩約2分
・JR奈良線 桃山駅より徒歩約10分

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月4回程度 10:30〜12:00 / 12:30〜14:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、施設利用料、昼食

〈オプション〉
日本酒1種類
+2,000円(税込)
季節のおすすめの日本酒1種類(2合/360cc)を提供します。
※運転者の方や20歳未満の方はご遠慮ください。


催行人数

1回10名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.魚三楼に集合(体験開始の5〜10分前にご入店ください)
2.館内ツアー(約30分)
3.ご挨拶・お店についてのご説明
4.伏見の名水のお話と出汁の飲み比べ・美味しい出汁の取り方のご説明
5.京都の食文化と歴史の講義を聞きながらお食事
6.解散
※3〜5で60分程度

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催72時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

・カジュアルすぎる格好はお控えください。
・体験会場が畳のため、靴下を履いてお越しいただくか、靴下をお持ちください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

13歳以上、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・10代目・荒木裕一朗氏の話を聞きながら進める企画のため、昼食を含む体験全体で相席となりますのでご了承ください。
・お酒を飲まれる方は、お車でのご来店と、当日のお車の運転はお控えください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

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