成城「アトリエシムラ」季節の植物で糸染めと機織り −染織家・志村ふくみさんの芸術世界を体験−
体験の概要
染織家で人間国宝の志村ふくみさんの芸術精神を引き継ぐ次世代の作り手によって、京都で生まれた染織ブランド「アトリエシムラ」。東京・成城のShop & Galleryでは、月ごとに異なる植物の色に糸を染め、その糸を使用した機織りを体験できます。和のお弁当が付いたプランはOtonami限定。植物本来の色を愛で、心のままに糸を織り重ねて、食からも存分に自然の恵みを堪能します。
体験の特徴
・月ごとに異なる季節の植物から炊き出した染料で、講師のレクチャーのもと絹糸を染色。
・自然光が差し込む室内にて、自ら染色した糸とお好きな色の糸を組み合わせて機織り体験。
・身体にやさしい食材を取り入れたお弁当がランチに付くOtonami限定プラン。
※お弁当は時期により変更される場合がございます。記事中でご紹介しているお弁当と異なる場合もございますのでご了承ください。
※アトリエシムラで体験できるプランをラインナップした特別コンテンツもぜひご覧ください。
〈 四季折々の草木が宿す色との出会い。〈アトリエシムラ体験特集〉 〉
22,000円〜
(名/税込)
4〜6名
約360分
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詳しい内容
自然に囲まれたShop & Galleryで出会う染織の世界
「アトリエシムラ」は、染織家で人間国宝の志村ふくみさんと、その娘で同じく染織家の洋子さんの芸術精神を継承するブランド。伝統を引き継ぐのは、ふくみさんの孫である志村昌司さんを中心とした作り手たち。京都・嵯峨野のアトリエを拠点に、四季折々の植物から色をいただいて糸を染め、手機で着物やストール、小物などを制作しています。
静かで緑に囲まれた住宅街に佇む東京・成城のShop & Gallery。ここでは、風の音や鳥の声を聞き、自然と向き合いながらゆったりと染織の世界に浸ることができます。
植物が本来持っている色に耳を傾ける
根や枝、葉など、植物の生命から受け取った色を使い、五感を使って染めるのがアトリエシムラの哲学。「しむらのいろ」といわれる透明感のある色合いを表現することができます。本体験では、2024年11月は「夜叉五倍子」、12月は「オリーブ」、2025年1月は「梅」というように、月ごとに異なる季節の植物を使った染料で糸を染めます。
染料に水を入れて火にかけ、ボウルの中で手を動かして糸を泳がせれば、立ち込める香りや感触に形容しがたい心地良さを覚えます。素材となる植物が育った土壌や水、収穫した時期などによって染まる色が変わるのも魅力。ぜひ色との一期一会を楽しんでください。
自然のすべてを使って鮮やかな色を引き出す
糸に色が入ったところでぎゅっと絞り、広いテラスで外の空気に触れさせます。そして、糸を両手で持ち、トントンと広げるようにほぐして整えます。ここで大切なのは、「自然のものすべてを使うことで植物本来の色が引き出される」という感覚。糸が空気に触れ、太陽の光や風を浴びることで、色がいっそう鮮やかに出てきます。
空気に触れさせ、染料に浸けてまた泳がせ、絞っては空気に触れさせ、さらに染料に浸けて……と繰り返します。ゆっくりと移り変わる色彩は、息をのむほどの美しさです。
「食」からも植物の生命を味わう
ランチタイムには自然の恵みを享受し、四季の移ろいを慈しむ心を大切にしながら一つひとつ丁寧に手作りされた「HIGASHIYA」の折詰弁当をいただきます。お花見やお芝居の幕間に食されてきた折詰弁当は、日本を担ってきたの食文化のひとつ。筍の炊きものや人参の梅煮をはじめ、胡麻豆腐や麩の焼、大豆ミートの鍬焼きなど、野菜をふんだんに用いたおかずはどれも身体にやさしく、心地よい休息のお供にぴったりです。
心のままに手を動かし、糸を織り重ねる時間
ランチの後は、いよいよ自ら染めた糸で機織りを行います。杼(ひ)に糸をセットし、経糸(たていと)の間に通すように滑らせて緯糸(よこいと)を織り入れます。足を踏みかえることで糸の上下を入れ替え、トントンと手元に糸を寄せる。織り入れる、踏みかえる、筬(おさ)を打つ……。この繰り返しによって糸が織り重なり、唯一無二の表情が生まれます。
自ら染めた糸の他、用意されたたくさんの色糸も自由に使うことができます。お気に入りの色合わせを探し、思い思いのイメージを表現してみましょう。自然光がたっぷりと注ぐ空間で心静かに筬を打てば、ひとときの安らぎを感じられます。
植物を感じ、生命を思う尊い時間
織りの工程は、次第に手が覚えてくれます。頭で考えることなく手が動けば、色彩と糸の世界にゆっくりと引き込まれていくでしょう。何を作るかよりも、心のままに絵を描く感覚で楽しんでください。出来上がった裂(きれ)は、体験後1ヶ月を目安に郵送でご自宅にお届け。裂を表紙にしたクロスノートに仕立てるオプションもあります。
心を整え、時間を忘れて感覚を研ぎ澄ませる一日。植物のエネルギーを感じながら、地球に息づく生命に思いを馳せる心豊かな時間を、アトリエシムラで過ごしてみませんか。
提供 アトリエシムラ
提供
アトリエシムラ
染織家であり人間国宝の志村ふくみさんと、その娘で同じく染織家の洋子さんの芸術精神を継承するブランド。伝統を引き継ぐのは、ふくみさんの孫である志村昌司さんを中心とした作り手たち。京都・嵯峨野のアトリエを拠点に、四季折々の植物から色をいただいて糸を染め、手機で着物やストール、小物などを制作している。
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お客様の声
駅近なのに閑静な住宅地のコテージのような外観のアトリエに着いた瞬間から、その佇まいにワクワクしました。スタッフの方々の気配りがさりげなく行き届いていて、居心地よかったです。 蚕や植物の恵に感謝を覚えながら鉱物の作用に驚く染色作業、細い糸が紡ぎ出す色彩にうっとりしながらの機織り、夢中になってあっという間の一日でした。 お弁当も、旬の食材が心をこめて詰められていて、彩りも食感も味付けも多彩で、とても美味しくいただきました。 素敵な体験ができるご企画をありがとうございました。
東京都 50代 女性
草木染めも機織りも初めての体験でしたが、楽しく参加させていただきました。実際に体験してみると、草木染めと機織りの手仕事そのものの心地よさに夢中になる時間でした。織った裂で何を作ろうか考え中です。
30代 埼玉県 女性
スタッフの方も丁寧で親しみやすく、心地の良い時間でした。染めも機織りも、またやりたいと思わせてくれました。お弁当もとても美味しく、五感を楽しませてくれる内容で、感動いたしました。
50代 神奈川県 女性
開催場所
アトリエシムラ Shop & Gallery 東京・成城
〒157-0066 東京都世田谷区成城2-20-7
小田急線 成城学園前駅より徒歩約4分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月1回 10:00〜16:00 ▼季節の色糸 2024年 11月…夜叉五倍子(やしゃぶし) 12月…オリーブ 2025年 1月…梅 2月…紫根 3月…桃 4~5月…桜 6月…枇杷 7月…月桃 8月…葛 9月…刈安(かりやす) 10月…茜 ※内容は変更になる場合がございます。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
22,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、ランチ、送料
オプション
・織った裂をクロスノートに仕立てることができます(1冊3,300円/税込)。
催行人数
最少催行人数:4名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.「アトリエシムラ Shop & Gallery 東京・成城」に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.お染めの説明(約30分)
3.季節の染料でお染めの体験(約1時間)
4.「しむらのいろ」についてのお話と感想会(約30分)
5.ご昼食(約1時間)
(「HIGASHIYA」の季節のお弁当をお召し上がりいただきます)
6.染めた糸で機織りの体験(約2時間30分)
7.鑑賞会とまとめのお話(約30分)
8.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって、変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
18歳以上
服装
念のため、汚れてもよい服装でおいでください。
持ち物
・ハンドタオル
・エプロン(袖付きのものが最適ですが、通常のエプロンでも構いません)
・軍手(当日ご用意しておりますが、気になる方は各自お持ちください)
予約期限
開催日の4日前まで。
特記・免責事項
※やむを得ない事由(台風・地震などの天災を含む)により中止になる場合がありますのでご了承ください。
※作業中の写真・動画撮影はご遠慮ください。
よくあるご質問
※個人差がございます
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