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北鎌倉「宝庵」自然に抱かれた浄智寺谷戸の名茶室で禅の心に触れるわび茶体験 −1回2名限定−

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体験の概要

日本における“禅のふるさと”といわれる北鎌倉。禅寺・浄智寺の谷戸にひっそりと佇む茶室「宝庵」にて、1回2名限定のわび茶を体験します。草庵の小間「夢窓庵」はわずか1.75畳で、わびの精神を追求した千利休がデザインした極小の茶室と同じサイズ。これほどまでに極小の草庵で一般に公開・使用できる茶室はないといわれるなか、本格的な茶席を体験できるOtonami限定の特別なプランです。亭主が点てた抹茶と敷地内の工房で手作りされる和菓子をいただく、簡素静寂ながら趣深いひとときを過ごします。

体験の特徴

・境内一帯が国指定史跡である北鎌倉の浄智寺。その谷戸に佇む茶室「宝庵」で豊かな自然に癒されます。
・2畳に満たない極小の草庵「夢窓庵」にて開催される1回2名限定の茶席を通して、わび茶の世界を体感します。
・浄智寺境内の竹林の竹を職人が丁寧に削った茶杓を購入できるオプション(有料)をご用意。

※こちらのプランもおすすめです。
北鎌倉「たからの窯」自然に抱かれた浄智寺谷戸の陶芸窯で土と向き合う抹茶碗づくり
「鎌倉の和塾」川野宗展氏に教わる御家流香道と遠州流茶道の奥深き世界 −非公開茶室 宝庵にて−

値段

9,900円〜
(名/税込)

参加人数

1〜2名

体験時間

約60分

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詳しい内容

街の喧騒から離れた“禅のふるさと”北鎌倉へ

北鎌倉駅から歩くこと10分弱の場所にある禅寺・浄智寺。鎌倉五山第四位の古刹であり、国内外から多くの観光客が立ち寄る名勝です。その境内地一帯は「歴史的風土特別保存地区」に指定され、古き良き昭和の面影を伝える鎌倉らしい景観が残されています。

四季折々の自然に彩られる浄智寺の山門

この緑豊かな浄智寺境内地の奥に佇む茶室「宝庵」が、本体験の舞台です。「宝庵」の設計・デザインは、モダニズム建築家として名を馳せた山口文象(1902-1978)。1934(昭和9)年に個人の茶室として建てられ、現在は浄智寺が維持保全する美しい茶室です。

茶室の露地は石畳のため、歩きやすい靴がおすすめ

鎌倉時代に日本で最初の禅寺・建長寺が建てられ、禅宗文化の発信拠点となった北鎌倉。禅宗寺院では、抹茶を飲む茶礼(されい)を生活の一部に取り入れてきました。その禅と茶の境地を、利休がのちに「わび茶」という形に大成させたのです。禅の精神を感じられる北鎌倉の茶室にて、わび茶の世界へと足を踏み入れてみましょう。

独特のセンスが光る茶室「夢窓庵」

宝庵には2棟の茶室があり、そのうちのひとつが茅葺きの小間「夢窓庵」です。京都・高台寺にある吉野太夫ゆかりの名茶室「遺芳庵」を左右反転して写したもので、正面の大きな円窓(吉野窓)が特徴的。三角の茅葺き屋根、一辺6尺3寸(約1.9メートル)の立方体でできた茶室。この○△□が融合した独特のシルエットを、まずはじっくりと鑑賞します。茶室が立つ場所は、鎌倉・室町時代に禅僧たちが修行をしたあたりと思われ、周辺の切り立った崖の景観は、当時の禅の心をそのまま今に伝えています。

小さな躙口とは対照的な壁一面の大きな円窓

茶室には、小さな躙口(にじりぐち)から体をかがめて入ります。まるでこの瞬間に、世俗とは離れたお茶の宇宙へとワープするよう。そこは、亭主と客がお茶を介してじっくりと向き合う神聖な空間です。室内は一畳台目と呼ばれるわずか1.75畳で、亭主の他に客2人が入ってちょうどの広さ。利休の茶室として有名な国宝「待庵」よりも小さく、利休が考案した最小サイズの茶室といわれています。

掛軸は、現浄智寺住職の祖父・朝比奈宗源老師の『円相』

この日お点前を担当したのは、茶道歴約50年の表千家教授・横山宗智氏。「お稽古やお茶会で他の茶室を使うことがありますが、夢窓庵は格別です。閉め切った最小の空間で、1〜2名のお客様と丁寧に向き合える、こんなお茶室はなかなかありません」と話します。茶室を包む鳥の鳴き声や風の音、茶室を出た時に見える緑豊かな庭にも癒されます。茶道の達人からもここでお茶を点てられるのは贅沢な時間だと絶賛される夢窓庵は、まさに究極の茶室といえるでしょう。

敷地内の工房で作られる、ここでしか味わえない上生菓子

亭主と客があいさつを交わし、いよいよお茶会が始まります。濃茶を点てる前に、まずいただくのは上生菓子。宝庵の敷地内に工房を構える創作和菓子「空羽~kuu~」の練り切りで、ここでしか味わえない逸品です。

左から「水の音」と「山滴る」

空羽~Kuu~の和菓子は、北鎌倉や宝庵の景色を切り取って写した意匠が多く、その季節ならではの風情を手のひらの上で感じることができます。大人気ながら店舗を持たない空羽~Kuu~のお菓子を堪能できるのも、本プランの魅力のひとつです。

美しくおいしい芸術作品を、目でも舌でも楽しむ

空羽~Kuu~の上生菓子には、合成着色料は使われていません。中餡には無農薬のフルーツなど旬の素材を使用し、ときには宝庵の柚子や梅の実が練り込まれていることも。やさしい色合いと、素材そのものの風味や香りを楽しめます。

初心者も経験者も楽しめる茶室内のしつらえ

上生菓子を味わった後は、亭主が点てる抹茶をいただきます。日によって、表千家教授または裏千家准教授のいずれかが亭主を務めますが、ここでは流派の違いなどは気にせず参加できます。釜の湯が沸く音、お湯を掬う音、抹茶を取り出す音、抹茶を点てる茶筅の音……。小さく静かな茶室内に心地よい音が響きわたります。

ほどよい緊張感と、穏やかな雰囲気を堪能するひととき

濃茶のあとは薄茶と続きます。茶席に応じて室内のしつらえも替えられます。薄茶を点てる際にお目見えしたのが、室内の壁に備え付けられた引き戸の収納「洞庫(どうこ)」。小さな茶室内で必要以上に動かず、少しでも効率よく道具を取り出せるようにと考案されたものです。洞庫は隣の水屋とつながっているため、ここを通して道具の受け渡しができます。さらに下段の竹のすのこは、使用したお湯を流すこともできるように作られているのだとか。

茶の湯の世界で培われた知恵とセンスが、茶室の随所に感じられる

茶道に興味があるものの茶席を経験したことがなく不安な方もいるかもしれませんが、どうぞご安心を。亭主がやさしく丁寧に手ほどきをしてくれます。「お茶席では抹茶や和菓子をおいしく味わうことが何より大切。茶道がはじめてでも作法に自信がなくても大丈夫です」と話します。

この土地ゆかりのものづくりに触れる

夢窓庵でたしなむ究極のわび茶体験。利休にならって、華美なお道具は使わず、この土地にゆかりのある材を用い、この土地を活動拠点とする作家たちが作った器などを積極的に使っています。例えば、濃茶を点てた井戸茶碗は、宝庵に隣接する陶芸窯「たからの窯」で、作家・檀上尚亮氏が焼き上げた作品です(使用する器は日によって異なります)。

北鎌倉ゆかりの道具で、茶席はより趣深いものに

抹茶を入れる棗(なつめ)には浄智寺の山・金宝山に自生する椿の枝を、茶杓「浄宝」には境内の竹藪の竹を使用。これらは、鎌倉彫の木地師であり木工作家の中川創介氏が作り上げています。鎌倉の地で茶道の世界に引き込まれ、茶道具の制作も手がけるようになったのだそう。1本1本丁寧に仕上げる茶杓はしなやかな曲線が美しく、竹のぬくもりが感じられ、お茶の時間をより豊かにしてくれます。オプション(別途料金がかかります)でこの茶杓を購入することができるので、お茶会やお稽古でぜひご活用ください。

オプションで購入できる、中川創介氏による茶杓「浄宝」

鎌倉中心街のにぎやかさとはまた違った趣があふれる北鎌倉。禅のふるさとであるこの地で体験するわび茶は、きっと思い出深いものとなるでしょう。


事業者画像

提供
北鎌倉 宝庵

北鎌倉の禅寺・浄智寺の谷戸にある、築約90年の茶室。長らく個人が所有していたが、2017年から浄智寺所有となり、様々な流派の茶道や着付けなどの教室に活用されている。通常は非公開。隣接の古民家シェアアトリエ「たからの庭」では食や陶芸などのイベントが開催されている。

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お客様の声

お客様の声の写真

たくさんの“美しさ”に出会える時間でした。花や掛け軸などで飾られた小さな茶室、亭主の一つひとつの所作、優しい色合いの練り切り切りなど、見とれてしまうものばかりです。茶道ははじめてはじめてだったのですが、基本的な所作から優しく教えてくださり、ゆったりとお茶を楽しむことができました。

埼玉県 30代 女性

開催場所

北鎌倉 宝庵


〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1415
・JR横須賀線 北鎌倉駅より徒歩約10分

※携帯電話の電波が入りにくい場所となるため、開催場所はあらかじめご確認のうえお越しください。Google Mapの利用が途中でできなくなる可能性がございます。
※駐車場はございません。お車の場合は北鎌倉駅周辺のパーキングをご利用ください。浄智寺付近には停められませんのであらかじめご了承ください。

予約について

催行決定日よりご希望の日付を選択してください

催行日時|月2回、10:00〜11:10/ 12:00〜13:10 / 13:30〜14:40 ※カレンダー上は体験時間が60分として表示されますが、実際の体験時間は約70分となります。 11〜4月は炉、5〜10月は風炉のお席です。 茶席のテーマは季節や暦にあわせて毎月変わります。例:11月「開炉」12月「紅葉狩り」1月「初釜」 ※7・8月の催行はございません。

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。


料金

9,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設使用料、お茶・お菓子

〈オプション〉
茶杓「浄宝」の購入
+9,200円(税込)
浄智寺境内の竹を削って作られた宝庵オリジナルの茶杓を購入できます。


催行人数

1回2名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.茶室「宝庵」の待合に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
※参加者がおそろいになりましたら、スタッフが茶室へご案内いたします。
2.上生菓子・濃茶
3.干菓子・薄茶
4.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催7日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

洋服でご参加される方は靴下をお持ちください(白でなくても可)。


服装

・カジュアルな服装でもご参加いただけますが、座りにくいジーンズや膝上丈のスカートはお控えください。
・ヒールの高い靴や滑りやすい靴でのご来訪は危険ですのでお控えください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

15歳以上
※お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・茶道のお稽古は含まれておりません。
・濃茶は各服でのご提供になります。ご家族やご友人同士でご参加の場合は、正式な回し飲みによるご提供も可能です。
・当日、ご連絡なく10分以上遅刻された場合は、体験にご参加いただけませんのでご了承ください。ご返金もいたしかねます。
・携帯電話の電波が入りにくい場所となるため、開催場所はあらかじめご確認のうえお越しください。Google Mapの利用が途中でできなくなる可能性がございます。
・駐車場はございません。お車の場合は北鎌倉駅周辺のパーキングをご利用ください。浄智寺付近には停められませんのであらかじめご了承ください。
・3名様のグループでお申し込みをされたい場合は、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

駐車場はございません。お車の場合は北鎌倉駅周辺のパーキングをご利用ください。浄智寺付近には停められません。

正座ができなくてもご参加いただけます。正座椅子のご用意もございます。ご希望の場合はご予約時に「質問・ご要望」欄よりお知らせください。

基本的には各服立てで、おひとり様ずつお出しします。ご家族やご友人同士であれば、回し飲みでもお出しできます。

大豆・小豆・白いんげん豆やフルーツ類のアレルギーがある方は、ご予約時に「質問・ご要望」欄よりお知らせください。

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