京都「嵐山熊彦」京料理と割烹文化を学ぶ口福のひととき −食前酒&特製甘味付き限定プラン−
体験の概要
京都を代表する景勝地である嵐山。本体験では、嵐山のシンボルである渡月橋からほど近い京料理店「嵐山熊彦」にて割烹料理をいただきます。目の前で仕上げられるお料理はもちろん、カウンターを挟んでの主人との会話もごちそうのひとつ。職人の手による贅沢な数寄屋造りの個室で、一期一会の特別な時間をお楽しみください。
体験の特徴
・京都・嵐山の一等地に建つ、割烹文化発祥の歴史を汲む京料理店で楽しむ季節の割烹料理。
・四季折々のお料理を味わいながら、嵐山の歴史や文化、食材に関する知識を主人との会話の中で楽しめます。
・オリジナルの食前酒と特製の甘味が付くOtonami限定プラン。
25,000円〜
(名/税込)
2〜6名
約150分
開催日を確認
詳しい内容
嵐山のシンボル・渡月橋のそばに佇む「嵐山熊彦」
京都市西部に位置する嵐山。季節の移ろいを色濃く感じられるこの地は、古くから舟遊びや観月など風流を好んだ皇族や貴族たちに愛されてきた場所です。「嵐山熊彦」は、渡月橋からほど近い嵐山の一等地に佇む京料理店。お店までの道中は、山笑う春、風香る初夏、錦秋に彩られる秋、山眠る冬と、平安の貴人たちが愛した四季折々の景色を堪能できます。
本体験では、カウンター席で主人との会話を楽しみ、食材と食文化を深く学びながら割烹料理を堪能します。昭和初期に、料理人がお客様の目の前で調理をする板前割烹のスタイルを築いたのが、当代の主人の祖父にあたる初代・栗栖熊三郎氏。当時は西陣の旦那衆らが初代と料理を挟んで問答しながら食事を楽しんでいたのだそうです。
店内のカウンター席は、2013年の桂川氾濫を機に新設されたもの。板前割烹を始めた初代の精神に立ち戻る「原点回帰」の意味合いが込められています。数寄屋造りの個室は茶室の雰囲気を感じられる落ち着いた空間で、他のお客様を気にすることなく自分たちだけの時間を楽しめます。掛物と花は、主人がその日にお迎えするお客様のためだけに用意したもの。心のこもった室礼は、主人との会話の糸口にもなるでしょう。
Otonamiプラン限定の食前酒「熊彦」
食前には、Otonamiプラン限定で食前酒をいただきます。食前酒としてご用意するのは、店名を冠したオリジナルの日本酒「熊彦」。食前酒以外のお酒(別途料金にてオーダー可能)は、主人と会話をしながらペアリングで楽しみましょう。
厳選された四季折々の食材とその意味を知る
嵐山熊彦のおもてなしは、まるで嵐山の自然風景を味覚で楽しむかのような、繊細な季節感をまとった京料理。地元の食材や季節の食材を中心に厳選されています。訪れるタイミングによっては、同じ食材でも出始めの食材や初物を食べる「はしり」、食材の一番おいしい時期である「旬」、時期が終わるころの「名残」、それぞれの良さを楽しめます。
当日の料理に使われるメインの食材は、事前に知ることができます。食材についてあらかじめ下調べをしてから体験に臨むと、よりおいしく味わえるだけでなく、有意義な学びとなります。主人が用意した掛物や花と同じように、食材の知識を深めることでおもてなしの気持ちを汲み取ることができれば、体験のひとときがいっそう豊かなものとなるでしょう。
お米は先々代の出身地である美山で栽培された「熊彦米」を使用。時代の流れとともに限界集落となり、担い手がいなくなった田畑を手伝うかたちで米作りを始めたのがきっかけだそう。家業のルーツを大切に考える主人の想いから生まれた取り組みで、田植えから刈り入れまでを従業員が担っています。
会話から生まれる一期一会のお料理
割烹というと敷居が高そうで少し身構えてしまうかもしれませんが、そのような心配は無用です。「こんなことをうかがって失礼ではないだろうか」と気後れせずに、積極的に会話を楽しみましょう。食材のみならず、器やお酒など、京料理を通して幅広い知識を持つ主人との会話は尽きません。目の前で自分好みに仕上げられるお料理と主人との会話が、割烹ならではの醍醐味です。
お刺身、焼き魚または油物、季節の野菜は、いくつかの調理方法を選択できます。「やわらかい食感が好み」「あっさりとした味を楽しみたい」など、要望をどんどん伝えてみましょう。何気ない会話から「それならこんな調理方法はいかがでしょうか」という提案が生まれることも。例えばお刺身なら、薄造りや平造り、細造りなど、使う部位や調理方法によって味の違いを作り出すことができます。
もちろん、その日に使う食材のことを一番知っているのは主人です。「この食材を一番おいしくいただける調理方法で」と、主人におまかせするオーダーでもかまいません。
五感を研ぎ澄ませ、楽しみながら学ぶ割烹文化
食後には嵐山熊彦特製の甘味をご用意。ぷるんとした食感のわらび餅と、茶釜で沸かしたお湯で淹れた薄茶と一緒にいただきます。薄茶は、本来は濃茶に使われる上質な抹茶を使うという贅沢な逸品。ほのかに甘いわらび餅と濃厚な抹茶との絶妙なハーモニーをお楽しみください。
美しく見えるよう計算された盛り付けや、器の絵付けが透けて見えるように切られた薄造り。器に描かれている源氏香や貝合わせの蒔絵も料理に彩りを添えています。完成した料理は、味や香りはもちろんのこと、視覚をも楽しませてくれます。嵐山熊彦にて、主人との会話から生まれる一期一会のお料理。五感を研ぎ澄ませながらお楽しみください。
提供 嵐山熊彦
提供
嵐山熊彦
京都・嵐山に佇む、風情あふれる京料理店。初代から続くお客様の目の前で食材を調理して提供するというスタイルが板前割烹として広がり、今の割烹文化の元となった歴史を汲む。京都の四季の移ろいを映す繊細な逸品が評判。選りすぐりの食材を活かした京料理を味わい、洗練された割烹文化を体験できる。
開催日を確認
お客様の声
嵐山の渡月橋が目の前という風光明媚な場所で、選び抜かれた料理を自分好みに仕上げていただくという贅沢な体験。視覚や味覚・嗅覚など五感で季節を感じることのできる贅沢な時間を過ごすことができます。カウンターを挟んでの主人との会話は、楽しいだけではなく、自宅の食卓のヒントにもなりました。
大阪府 50代 女性
開催場所
嵐山熊彦
〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町5-1
・JR嵐山駅より徒歩約10分
・阪急嵐山駅より徒歩約12分
・京福電鉄嵐山駅から徒歩約5分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|金・土・日曜 18:00~20:30
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年12月
日
月
火
水
木
金
土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
25,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、カウンター貸切料、お食事、お抹茶とお菓子
(食前酒はサービス、お食事中のお酒は別途料金にてご注文となります)
催行人数
1回6名限定
※2名からご予約いただけます
体験の流れ
1.嵐山熊彦入口に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.特設カウンターで季節の割烹料理をいただく
3.嵐山熊彦特製の甘味をお抹茶と共にいただく
※アレルギー食材がある方はご予約時にお知らせください。
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
お品書き
・食前酒
・先付け2種類
・刺身
・椀物
・焼き魚または油物
・季節の野菜
・酢の物または蒸し物
・ご飯と漬物
・甘味とお抹茶
メイン食材は月ごとに変わります。当日調理方法をお選びください。
立春 (2月) 鯧(マナガツオ) 畑菜
ひな祭(3月) 赤貝 えんどう豆
花見 (4月) 鱒 筍
端午 (5月) 鰹 蕗 一寸豆
芒種 (6月) 蛸 胡瓜
七夕 (7月) 鱧 加茂茄子
立秋 (8月) 鮎 万願寺
仲秋 (9月) 鰻 長茄子
菊見月(10月) 甘鯛 菊花
立冬 (11月) 鯛 蕪
冬至 (12月) 鰤 聖護院大根
人日 (1月) 白味噌雑煮 菜の花
※内容は変更になる場合がございます。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
20歳以上(アルコールをご提供するため)
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
開催日を確認