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東京|武蔵小金井
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武蔵小金井の尼寺「三光院」で御修行体験 −境内での作務禅&西井香春氏に学ぶ竹之御所流精進料理−

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体験の概要

600年以上の歴史をもつ竹之御所流精進料理を日本で唯一継承している臨済宗の尼寺「三光院」での御修行体験。竹之御所流精進料理の後継者で料理長の西井香春氏から直接精進料理を学べる、Otonamiサロン限定プランです。調理の前には料理とも深いつながりがある「作務禅」を座学で学び、実践。その後、西井氏が考案する月替わりの5品を、境内で採った新鮮な野菜や果物を含む旬の食材でつくります。できあがった料理は、西井氏との歓談を愉しみながらいただきましょう。

体験の特徴

・東京・武蔵小金井にある三光院の緑豊かな境内にて、作務禅と精進料理づくりを学ぶOtonamiサロン限定の御修行体験。
・天皇家の皇女や公家の息女出身の住持、尼宮さまのためにつくられた竹之御所流精進料理を、料理研究家としても著名な西井氏が指導。
・生きるための行為そのものを修行とする作務禅を実践し、御所文化を受け継ぐ三光院の思想を深く理解します。

※こちらのプランもおすすめです。
武蔵小金井「三光院」尼寺でいただく気品漂う竹之御所流精進料理 −西井香春氏が伝える作務禅の思想−

11,000円〜
(名/税込)

2〜8名

約210分

開催日を確認

詳しい内容

皇室ゆかりの風雅な御所文化・尼寺文化を受け継ぐ三光院

武蔵小金井駅から大通りを歩いて15分ほど。住宅街の先に、緑あふれる臨済宗泰元山「三光院」の山門が見えてきます。この寺院は1934(昭和9)年に創建された尼禅寺で、初代住職の米田祖栄禅尼は京都の尼門跡寺院・曇華院(どんげいん)から招かれました。皇女や公家・将軍家の息女が入寺した尼門跡寺院では、皇室ゆかりの御所文化が育まれ、その信仰生活や食事は通常の尼寺とは一線を画していました。ご門跡のもとで修業した祖栄禅尼によって、この地に尼門跡寺院の文化と竹之御所流精進料理がもたらされたのです。

三光院の山門。くぐり抜けて奥へと進み、季節の草花に彩られた境内で修行に励む

その後、二代目の星野香栄禅尼は、精進料理の素晴らしさを多くの人に伝えるため、一般の方への食事提供や料理教室を開始し、料理本の出版などにも尽力。そのような背景もあってか、三光院はとても開かれた雰囲気。食事・学びの場として、今も地元住民から親しまれています。尼門跡寺院の多くは一般に公開されず、信仰生活はベールに包まれていますが、三光院では精進料理をいただくことでその一端に触れることができるのです。

会場の「十月堂」。畳敷きの机卓が印象的なこの空間は、普段は食堂や料理教室会場として使用され多くの人が集まる

フレンチの達人から、竹之御所流精進料理唯一の後継者へ

本プランの講師は、三光院の尼僧であり、竹御所流精進料理の唯一の継承者でもある西井香春氏です。16歳のときに親類を頼って単身渡仏し、現地でフランスの家庭料理を習得。名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」や「エコール・ルノートル」を首席で卒業し、帰国後はフランス料理研究家・西井郁として、NHKの料理番組『きょうの料理』への出演やレシピ本の出版、料理教室の主宰など華々しく活躍しました。

三光院の料理長であり、竹之御所流精進料理の唯一の後継者である西井香春氏

国内外で活躍する一方で、日本人なのに日本のことを十分に答えられない自分を変えたいと切望していた西井氏。50歳で三光院と出会い、日本の伝統を包括するような尼門跡寺院の文化と竹之御所流精進料理に魅せられて、二代目 香栄禅尼に弟子入り。「香春」の僧名を与えられ、尼僧としての長い修行生活を経て、三光院の料理長となりました。竹之御所流精進料理は伝統の精神をそのままに、西井氏のこれまでの知識と感性を加えながらなお進化し続けています。

それぞれの答えを導き出す「作務禅」の実践

本体験は、三光院を理解する上で重要な「作務禅」を学び、西井氏から直接竹之御所流精進料理を教わるOtonamiサロン限定の御修行体験。作務禅とは、‬炊事・洗濯・掃除・経済活動など、人間の生活に関わる禅‬のことで、生きるための行為そのものを修行とする考え方です。三光院門弟によるやさしい講義から、まずは知識を深めましょう。坐禅をはじめとする形式禅とは違い、決まった型や正解が存在するわけではない作務禅。‬「自らの意思を持ち、それぞれの答えを導き出せるかが重要」と教わります。

清掃に集中して取り組むと、不思議と頭の中がすっきりする

座学で学んだところで、実際に作務禅の清掃を体験。「実は、清掃は料理に深く関わる行為です」と、講師の一人である蓮見氏。三光院では、境内を清掃した人がその日の料理の盛り付けを担当する文化があるのだそうです。盛り付けの極意は、四季折々の美しさや風情を皿の上に表現すること。清掃は身の回りを美しくするだけではなく、境内の景色と対峙して季節を感じ、盛り付けのインスピレーションを得る行為でもあるのです。

西井氏から学ぶ「皿の上の禅」。月替わりの献立でつくる精進料理

作務禅を実践した後は、いよいよ西井氏より竹之御所流精進料理を教わります。かつては天皇家の皇女や公家の息女出身の住持、尼宮さまのためにつくられ、現在は日本で三光院のみが受け継ぐ竹之御所流精進料理。素材の風味を最大限に引き出した「淡味」と呼ばれる味わいと、見た目や盛り付けの美しさが魅力です。気品あふれる品々は「皿の上の禅」と呼ばれることもあるのだそう。

西井氏と共に境内で食材を調達する。春頃はたけのこ、初夏は紅梅、冬頃は柚子などを収穫予定

西井氏と共に、月替わりの献立で5品の竹之御所流精進料理に挑戦。メニューの一部には境内で旬を迎えた野菜や果物を使います。立派に育った食材を採る工程から体験すると、西井氏らが愛情を込めて手入れしてきた日々が心に浮かび、食事をいただくありがたみを実感できることでしょう。

精進料理にはその時の心や姿勢があらわれる。ごまをする行為は、禅寺の大切な修行でもあるのだとか

西井氏が伝える調理方法には難しいテクニックはなく、それ以上に食材や自分自身の感性と丁寧に向き合うことが大切です。「料理を見れば、その人が食材を愛しているかどうかがわかります」と、西井氏。西井氏と肩を並べて食材と対峙すると、切る・混ぜる・煮るといったシンプルな調理工程にも意味があると分かり、その一つひとつが愛おしく、尊い行為に感じられるのが不思議です。

作務禅での掃除によって手がけた「美しい情景」を思い浮かべながら、丁寧に盛り付ける

実際に調理を体験してみると、竹之御所流精進料理ならではのこだわりも見えてきます。例えば、料理にのせたり敷いたりして彩りを添える飾り花やかいしきは、一般的な精進料理ではタブーとされていますが、竹之御所流では積極的に使います。これは皇族にお出ししていた料理であることから、華やかな見た目で視覚的に楽しめることも大切にしているためなのだそう。「テクニックやレシピ以上に、精進料理に込められた“心”や“精神”を感じていただけたら嬉しい」と、西井氏は想いを語ります。

手がけた料理を味わいながら、西井氏と教養あふれる交流のひととき

出来上がった料理は「持鉢(じはつ)」と呼ばれるお椀に盛り、長手盆に並べるのが三光院のスタイル。西井氏と調理体験を振り返りつつ、一緒に味わいましょう。

茶室をイメージした畳の机卓に配膳

自然の尊さが響き合う精進料理は、作務禅で学んだすべての活動のつながりを実感するようなしみじみとした味わい。嚙むごとにゆっくりと体を癒し、心までほぐれてゆくようです。さらに西井氏から一品一品に込められた禅の思想や意味合いを聞き、じんわりとおいしさが増すひとときです。

「うちの料理はとっても素晴らしいでしょう」と、朗らかに笑う西井氏

料理で禅の道を追求する西井氏は、料理に関してはストイックですが、お話ししてみると朗らかでフランクなお人柄。料理研究家としての知識や尼僧としての経験談が参考になることはもちろん、屈託のない明るさに活力をもらえます。

自己内観を深め、御所文化の魅力に浸る

食事を大切にいただき、後片付けを終えるまでが三光院の修行です。学んだ料理のレシピは、おみやげとして持ち帰りましょう。旬の素材のおいしさを生かすこと、食材と丁寧に向き合い、食事をいただくありがたみを感じること……。レシピを読みかえし、西井氏から学んだことを振り返れば、キッチンに立つ時間がより豊かに彩られそうです。

作務禅を経て完成した竹之御所流精進料理が心と体に染みわたる

御所文化の魅力を体感する三光院でのひととき。自然や自己と向き合う作務禅と、他に類を見ない特別な精進料理を学ぶ御修行体験は、両手で抱えきれないほどの気づきをもたらしてくれるでしょう。「私たちの思想を受け止めていただいた先に、ご自身だけの答えを見つけてみてください」と西井氏。物事や景色の感じ方が変わる、教養深いひとときを過ごしませんか。

事業者画像

提供
臨済宗 泰元山 三光院

京都の尼門跡寺院・曇華院の流れを汲む、武蔵小金井の尼寺。初代住職の米田祖栄禅尼から二代目・星野香栄禅尼、そして現料理長の西井香春氏へと、600年以上の歴史を持つ竹之御所流精進料理を継承している。西井氏は料理研究家としても著名で、寺の一角にある食堂「十月堂」で精進料理のコースを提供。精進料理教室の開催、精進料理本の出版など、その普及と継承に力を注いでいる。

開催日を確認

開催場所

臨済宗 泰元山 三光院


〒184-0004 東京都小金井市本町3-1-36
・JR中央線 武蔵小金井駅(北口)より徒歩約15分
・西武バス「花小金井駅入口」バス停より「武蔵小金井駅行き」に乗車、「本町2丁目」バス停にて下車、徒歩約5分

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時|原則毎月第3土曜 10:00〜13:30

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。

料金

11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、お食事、レシピ


催行人数

最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.臨済宗 泰元山 三光院に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
※山門を入り、正面の本堂を左回りに進んで奥にある「十月堂」までお越しください。
2.作務禅の講義・実践(約45分)
3.竹之御所流精進料理教室(約120分)
4.竹之御所流精進料理をいただく・西井氏との歓談(約45分)
5.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

エプロン、手拭きタオル、筆記用具


服装

・境内で作務禅を体験するため、動きやすい服装でお越しください。
・かかとの高い靴はお控えいただくことをおすすめいたします。
・香水や香りの強いものの使用はお控えください。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

10歳以上、18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・修行体験のため、香水や香りの強い整髪料、ハンドクリームなどの使用、過度な化粧はお控えください。
・精進料理はヴィーガン料理とは異なります。砂糖などの調味料を使用しておりますのであらかじめご了承ください。
・基本的にアレルギーや好き嫌いへの対応はできかねます。お食事のアレルギーがある場合はご予約時に「主催者からの質問」にお答えください。
・自然豊かな環境のため夏場(6〜9月頃)は蚊が多くいます。気になる方は虫よけ対策をお願いいたします。(虫よけスプレーは境内に入る前にご使用いただき、体験中はご遠慮ください)

よくあるご質問

4台分ご用意がございます。ご予約は不要です。

境内やお料理はご自由に撮影いただいてかまいません。ただし、内観を撮影される際には他のお客様が写り込まないようご配慮をお願いいたします。

すべて椅子席となっておりますので、正座の必要はございません。

開催日を確認

臨済宗 泰元山 三光院
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