小田原「四季料理・和菓子 右京」和菓子づくりと季節を愉しむ会席料理で日本文化を堪能
体験の概要
小田原城からほど近くの料理店兼和菓子店「四季料理・和菓子 右京」にて、和菓子づくりと会席料理を楽しむOtonami限定プラン。右京の和菓子を手がける講師の指導のもと、本体験のために考案された月替わりの和菓子をつくります。完成後には『ミシュランガイド』で1つ星を獲得したこともある自慢の会席料理に舌鼓。食事の締めくくりに、講師が手がけた出来たての和菓子を、厳選された抹茶、煎茶、和紅茶から自由にセレクトしてペアリングでいただきます。茶の湯の文化が息づく小田原で、食を通して日本文化を満喫する豊かなひとときを過ごしましょう。
体験の特徴
・料理店の一室を貸し切り、季節を感じる2種類の和菓子づくりを学びます。完成した和菓子はおみやげに。
・和菓子づくり体験後は、四季折々の食材をふんだんに取り入れた会席料理(料理5品、食事、甘味)をいただきます。
・小田原城や小田原文学館などの観光名所が近くにあるので、体験前後に立ち寄るのもおすすめ。
11,000円〜
(名/税込)
2〜8名
約150分
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詳しい内容
『ミシュランガイド』1つ星を獲得し、地元で愛される老舗料理店兼和菓子店
小田原城のほど近く、通りの先に観光客のにぎわいを感じる静かな住宅街にゆったりと店を構える「四季料理・和菓子 右京」。結納やお食い初めなど、地元の方々のハレの席に利用される料理店兼和菓子店です。季節の変化を繊細に表現した料理の数々は、『ミシュランガイド』で2012(平成24)年から4年連続の1つ星を獲得しました。
1994(平成6)年に料理店として創業後、“食事を締めくくる甘味にもこだわりたい”との思いから、和菓子店としてもそのおいしさを追求してきた右京。店舗に併設する和菓子専門店では、季節の上生菓子や棹菓子をはじめ、神奈川県の指定銘菓にも認定されている「うめ~いのし梅」など、数多くの和菓子を販売しています。
日本料理の老舗や名店がひしめく京都で修行した店主が手がける右京の料理は、小田原産の食材を取り入れながらも関西風の味付けで仕上げられます。だしの旨みを生かし、薄味でまとめた料理に合うよう、和菓子も関西らしい上品な味わいに統一しているそう。昔ながらの技法にこだわり、餡もお店で丁寧に炊き上げています。本体験では、右京の和菓子を手がける鈴木里沙氏と共に2種類の和菓子をひとつずつ制作した後、旬のおいしさを詰め込んだ季節の会席料理を堪能。締めに和菓子とお茶をいただき、食から日本文化を満喫します。
季節感と小田原らしさを投影した和菓子づくりに挑戦
体験は料理店の個室を貸し切り、鈴木氏の指導による和菓子づくりからスタート。モチーフは月替わりで、例えば、12月には小田原の特産梅を忍ばせた「クリスマス」、1月はころんとした見た目が愛らしい「柚子」など、季節感と小田原らしさを取り入れた愛らしい品々が2種類ずつ登場します。お菓子のデザインはすべて、本体験のために鈴木氏が考案するもの。モチーフに隠されたストーリーや、小田原との関連性についてなど、手を動かしながら様々なお話が聞けそうです。
餡を生地で包む「包餡(ほうあん)」の工程では、「簡単そうに見えて、実は難しい作業なんです」と鈴木氏。鈴木氏の手元を近くで見ながらコツをつかみましょう。包餡ができたら、道具を使って生地を押したり筋をつけたりする「成形・飾り付け」へ。この工程によってモチーフの特徴が浮かび上がります。
本来、和菓子づくりには特別な道具を使用しますが、ここでは小田原の名産品でもあるかまぼこに使われる「かまぼこ板」や針など、なじみのあるアイテムを中心に使います。「ハードルが高いと思われがちな和菓子づくりですが、身近な道具でもつくれることを知り、気楽に日本文化に触れてもらえたら」と、鈴木氏。
四季を鮮やかに表現した会席料理に舌鼓
鈴木氏との和菓子づくりの後は、季節の草花や茶釜が配された趣あふれるカウンター席へと移動。先付から始まる料理5品に食事、甘味で締めくくる季節の会席料理をいただきましょう。その時期にもっともおいしい食材を使い、手間を惜しまず丁寧に仕上げた料理はどれも、箸で崩すのをためらうほどの繊細さ。『ミシュランガイド』1つ星に輝いた自慢の品々をゆっくりと堪能してください。
また、料理を引き立てるこだわりの器にも注目を。冬には重厚感あふれる織部焼、夏には涼やかなガラス食器など、月ごとに変わる料理内容に合わせて扱う器も衣替え。味わいだけでなく器や盛り付けからも、移り変わる日本の四季を感じられます。
講師が手がけた和菓子を好みのお茶と共に
甘味には、和菓子づくり体験で挑戦したものと同じモチーフの和菓子を、お茶とのペアリングでいただきます。和菓子は特別に、体験当日に鈴木氏自らが手がけたもの。体験を振り返りながら、出来たての逸品を味わいましょう。
和菓子とペアリングするお茶は、抹茶、煎茶、和紅茶の3種類から自由にセレクト可能。抹茶は京都の老舗・山政小山園の宇治抹茶を丁寧に点てて提供されます。煎茶は、全国の茶審査技術大会で最高位十段を取得した茶師・前田文男氏のブレンド茶。また、日本紅茶協会認定「ティーインストラクター」の資格も持つ鈴木氏が厳選した和紅茶もおすすめ。鈴木氏と相談しつつ、好みに合ったお茶を選ぶのも楽しい時間です。
小田原城の城主が茶の湯を奨励した歴史的背景から、小田原には茶の湯の文化が根付いています。そんな歴史を持つ町の名店で、出来たての和菓子と共に特別な1杯を嗜むひとときは、忘れられない旅の思い出の1ページを飾ることでしょう。
食を通して気がつく日本文化と小田原の魅力
小田原は海と山に囲まれた自然豊かな町でありながら、都心からのアクセスにも恵まれています。「せっかくいらしたのですから、ぜひゆっくりと過ごしていただきたいです」と、鈴木氏。「観光で通り過ぎるだけではもったいない。右京での体験が小田原でのひとときを思い出させると共に、日本文化の魅力をあらためて知る機会につながれば嬉しいです」。そばには小田原城や小田原文学館など、小田原を代表する観光名所がいくつもあります。体験後に足を伸ばして訪れてみるのも良いでしょう。
食を通して優れた日本文化を生み育て、ここ小田原の地から広めること。それが、右京が創業時から貫いてきた思いなのだとか。講師との和菓子づくりと、季節の美しさが盛り込まれた会席料理が、これまで気がつかなかった日本の魅力を再発見するきっかけになるかもしれません。
提供 四季料理・和菓子 右京
提供
四季料理・和菓子 右京
小田原城にほど近い閑静な住宅街に建つ料理店兼和菓子店。食を通して優れた日本文化を生み育て、広めることを創業時からの理念に掲げ、おもてなしの心で料理を提供する。料理店として創業後、“食事を締めくくる甘味にもこだわりたい”との思いで、店舗に和菓子店を併設。上生菓子のほか、小田原の特産品を用いたおみやげとしての和菓子も取り扱う。
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開催場所
四季料理・和菓子 右京
〒250-0012 神奈川県小田原市本町4-3-29
・JR各線、小田急小田原線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原駅より徒歩約20分
・小田原駅より箱根登山バス「箱根方面」もしくは「熱海・湯河原」行きに乗車、「箱根口」バス停より徒歩約2分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月2~3回程度(月・金曜) 11:00〜13:30 ▼月替わりの和菓子 2025年 1月:水仙、柚子 2月:梅の香、花朝 3月:白桃、ぼんぼり ※内容は変更になる場合があります。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
現在ご予約が可能な催行日がございません。
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、講習料、材料費、施設利用料、お食事、おみやげ(制作した和菓子)
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.四季料理・和菓子 右京に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.和菓子づくり体験(約60分)
3.会席料理・お茶菓子を堪能(約90分)
4.自由解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
・和菓子を持ち帰るための袋(気になる方は保冷バッグをお持ちください)
※包装は会場にて行います。
服装
特にございません。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
・7歳以上、15歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
・アレルギーのある方は予約時に「主催者からの質問」にご回答ください。ご回答がない場合、当日対応できかねる可能性がございます。
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
よくあるご質問
※介添えの方も1名様分の料金を申し受けます。
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