京都「梅小路醗酵所」醸したての麹のパワーに触れる生甘酒づくりと特製麹茶漬けで自分を満たす朝時間
体験の概要
京都駅から徒歩約15分、緑豊かな梅小路公園のそばにある日本のお酒と麹づくりのお店「梅小路醗酵所」。日本の醗酵文化を追求・発信する複合施設で、麴づくりの最終工程である「出麹」の作業を体験します。出来たての生麹を試食し、その場でパウチに詰めておみやげに。さらに、朝におすすめの生麹を使った生甘酒づくりを学び、2種類の甘酒を試飲。約9種類のトッピングとこだわりの出汁を使った麹茶漬けのブランチも味わえます。醗酵の世界を朝から堪能しましょう。
体験の特徴
・醗酵の魅力を発信する京都・梅小路醗酵所にて、麹づくりの最終工程である出麹を体験。出来たての生麹に触れ、試食ができます。
・出来たての生麹を使い、炊飯器を活用した生甘酒づくりをデモンストレーション。自宅で再現しやすいレシピを教わります。
・異なる麹を使ってつくられた2種類の生甘酒の試飲と、特製の麹茶漬け付き。醗酵文化を取り入れて朝時間が充実するヒントをもらえます。
※本プランは2024年12月以降に開催するプランです。2024年11月まではこちらにご参加ください。
〈 京都「梅小路醗酵所」麹づくりの最終工程・出麹体験と生甘酒づくり −季節の醗酵デザート付き− 〉
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〈 京都「梅小路醗酵所」麹作りの醍醐味・種切り体験 −お酒の飲み比べ&麹調味料で楽しむランチ付き− 〉
6,900円〜
(名/税込)
1〜8名
約90分
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詳しい内容
「麹」がつなぐ醗酵文化の今と昔
2020年に京都の梅小路公園沿いにオープンした宿泊施設「梅小路ポテル京都」。提灯が吊るされた懐かしさ漂う横丁の一角にある「梅小路醗酵所」は、先人たちから受け継がれてきた麹や醗酵の恩恵を現代の私たちが未来へとつなぐことを目指しています。酒造りの世界には「一麹、二酛(もと)、三造り」という言葉があり、麹づくりは最も大切な工程。その体験ができる貴重な場所です。
梅小路醗酵所には、日本初ではないかというガラス張りの麹室(こうじむろ)があり、外から自由に見学ができます。本体験では、特別にその麹室に入り、麹づくりの最終工程である「出麹(でこうじ)」に挑戦します。
麹菌を米に付けて醗酵させる作業を行う麹室は、歴史的に女人禁制で、限られた杜氏のみが入れる神聖な場所。酒の神が宿っているとも考えられ、他の菌が入り込まないよう厳重に管理されてきました。そのため、麹室で本格的な麹づくりを体験できる場所は希少なのだとか。「麹や醗酵料理が好きな方でも、自分で麹を作る機会は滅多にないでしょう。実際に麹に触れることで、麹の奥深い魅力を知ってほしいです」と麹師のひとりである山口真央氏は話します。
日本の醗酵文化の原点に触れる
麹は、醤油や味噌、お酒など、私たちの暮らしに欠かせない食品の多くにその力が活用されています。日本の伝統的な食文化の根源ともいえる麹は、実は私たちの身体にとって朝に摂取するのがぴったりと言われています。そんな朝に欠かせない麹の魅力を専門の知識を習得した麹師から学びます。
近年は醗酵食品の研究が進み、日本の麹は海外からも注目されています。また、麹といっても種類が様々あることは意外と知らないもの。本体験で作り方を教わる「麹」を使った甘酒のほか、日々の朝活にどのように麹を取り入れられるか自分の暮らしに引き寄せながら、醗酵文化への理解を深めましょう。
神聖な麹室で醸したての麹と触れ合う
麹について少し理解が深まった後は、いよいよ麹づくりの最終工程「出麹」を体験します。麹は約3日間かけて製造され、初日にはただの米粒だったものが、3日目にはふわふわと菌糸が伸び、麹として完成するのだそう。麹菌が繁殖した麹を手でほぐしながら冷ましていく出麹は、麹作りにおける最終工程です。
出麹の作業では、ひとかたまりになった麹をパラパラになるまで手でほぐします。麹は自熱で40度近い温度になっており、ほのかにあたたかい出来たての麹に触れることで醗酵を肌で体感できるでしょう。
生麹の表面には、ふわふわとした麹の菌糸を見ることができます。目を凝らして観察すると、まるでお米に小さな白い花が咲いているよう。出来たての生麹はその場で試食可能。京都府京丹後の契約農家による特別栽培のササニシキ米を100%使用した麹は、食感は柔らかく、ポン菓子のようなお米のやさしい甘みが口の中に広がります。本来ならば杜氏しか知りえない生麹の香りと味わいを体験できる貴重な機会です。
自宅でも再現可能な甘酒づくりの方法を学ぶ
出麹した出来たての生麹は、その場でパウチ(約200g)に詰めておみやげとして持ち帰ることができます。生麹は店頭での販売を行っておらず、麹づくりを体験したゲストだけが手に入れられる特別なもの。乾燥させた麹とは違い、麹菌が生きたままなので、香りや風味がより良く、醗酵パワーも強いといわれています。
生麹の活用方法として定番かつ手軽にできるのが甘酒づくり。本体験では生麹を使った甘酒づくりもレクチャーします。コツが要るのではと思われがちですが、炊飯器を使えば簡単につくることができます。生麹を使ってつくる甘酒は、お米の優しい甘さが引き立ち、口当たりはなめらか。その飲みやすさに驚くかもしれません。
本体験では、「黄麹」と「黒麹」という異なる麹を使ってつくった2種類の生甘酒の試飲も楽しめます。黄麹は味噌や醤油などの醗酵食品にも使われ、クセの少ないまろやかな甘みが特徴。黒麹は泡盛や焼酎などのお酒に使われることが多い麹で、フルーティーな酸味が特徴です。それぞれに個性ある味わいを堪能しましょう。
醗酵のパワーを感じる麹茶漬けで朝からほっとひと息
体験の最後には、こだわりの麹茶漬けで身体に優しいブランチタイムを過ごしましょう。厳選した京漬物や梅小路醗酵所特製の「出汁麹」など、トッピングは日替わりで約9種類。京丹波産100%の黒豆茶を使った出汁をたっぷりとかけていただきます。
日本の醗酵文化を五感で感じられる梅小路醗酵所。出麹や甘酒づくりを通して、麹そのものや醗酵がより身近な存在となるでしょう。「甘酒は朝に摂りたい栄養がたっぷり。レッスンでは、夜に仕込めば朝すぐに飲める甘酒の作り方をお伝えします。ぜひご自宅でも継続し、一日の始まりである朝から心身がととのっていく心地よさを実感してほしいです」と山口氏。麹という新たな彩りを日々の暮らしに加えてみてはいかがでしょうか。
提供 梅小路醗酵所
提供
梅小路醗酵所
大阪の「上田酒店デザイン事務所」が手がける「醗酵所project」の1店舗目として、2020年に京都・梅小路に誕生。細菌・酵母・カビという微生物と向き合う職人たち、その目には見えない奥深い世界の魅力を伝えている。醗酵の魅力を、「学ぶ・醸す・飲む・買う」の4つの角度から楽しめる場所。
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開催場所
梅小路醗酵所
〒600-8835 京都府京都市下京区歓喜寺町15 梅小路ポテル京都 梅小路横丁内
・JR梅小路京都西駅から徒歩約5分
・JR京都駅から徒歩約15分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時|月4回程度(10:00~11:30) ※グループでご参加の場合、8名以上でご予約いただける日程もございますので、お問い合わせください。
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年11月
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土
即時予約
リクエスト予約
残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
6,900円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、材料費、施設利用料、おみやげ(生麹 約200g)、生甘酒(試飲)、麹茶漬け
催行人数
1回8名限定
※1名からご予約いただけます
体験の流れ
1.梅小路醗酵所に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.オリエンテーション(約15分)
3.醸したての麹と触れ合う体験(出麹体験)(約30分)
4.生甘酒づくりのデモンストレーション(約15分)
5.生甘酒と麹茶漬けのブランチタイム(約30分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※解散後、店内でのお買い物もお楽しみいただけます。
キャンセルポリシー
開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
エプロンをご持参ください。
服装
エプロンをしていても麹菌やお米が付着する可能性があるため、多少汚れてもいい服装でご参加ください。
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
小学生以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
※お子様がご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金を申し受けます。
※未就学児の同伴は無料です。
予約期限
開催日の2日前まで。
特記・免責事項
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
・食物アレルギーのある方は、ご予約の際に「主催者からの質問」欄よりお知らせください。
・極めてまれに、麹菌を吸い込むことによる、アレルギー疾患、呼吸困難、咳、気管支喘息等を発症される事例がございます。懸念される方は専門医にご相談のうえ、ご受講をご検討ください。
よくあるご質問
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