experienceロゴ
東京|神田

東京最古の酒舗・神田「豊島屋酒店」で16代当主に学ぶ江戸の酒と食文化 −銘酒と美食のペアリング−

experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14
experience-image-15
イメージ拡大マーク
experience-image-1
experience-image-2
experience-image-3
experience-image-4
experience-image-5
experience-image-6
experience-image-7
experience-image-8
experience-image-9
experience-image-10
experience-image-11
experience-image-12
experience-image-13
experience-image-14
experience-image-15

体験の概要

創業から400年以上の歴史を誇る東京最古の酒舗・豊島屋にて、日本酒をはじめ江戸時代から受け継がれてきた伝統の食文化を学ぶOtonami限定プラン。豊島屋本店16代当主・吉村俊之氏自らがゲストをナビゲートする貴重な機会です。豊島屋が手がける日本酒3種と、江戸時代から残るレシピを再現した伝承メニューを含む、逸品料理とのペアリングを堪能。時代を超えて育まれてきた食文化と日本酒の歴史に触れながら、銘酒と美食が織りなす江戸の風を感じましょう。

体験の特徴

・日本酒×江戸の食文化について16代当主が解説。豊島屋の歴史を通して日本酒の楽しみ方を学びます。
・豊島屋の銘酒の中から初心者でも飲みやすい3種を吉村氏がセレクト。江戸の味わいをモダンにアレンジした3品とのペアリングを体験します。
・Otonami限定特典として「豊島屋本店」オリジナルのお猪口もしくは升のおみやげ付き。

8,800円〜

(名/税込)

1〜8名

約90分

開催日を確認

詳しい内容

現代の神田によみがえる江戸の風情

「豊島屋本店」は1596(慶長元)年、神田鎌倉河岸(現在の内神田)で創業した東京最古の酒舗です。初代・豊島屋十右衛門が、関西から運ばれた酒と共に肴を提供するスタイルを考案。その「豊島屋酒店」は現代の居酒屋のルーツともいわれています。さらに、明治時代には清酒の醸造を開始。現在、東村山市にある豊島屋酒造で醸されている「金婚」は、明治天皇の銀婚式への祝意を込めて造られた東京の地酒です。今も変わらず、明治神宮と神田明神へ唯一の御神酒として奉納されています。

明治神宮と神田明神の御神酒「金婚」の大樽が間近に。酒の調達が難しかった戦時中も奉納していたという

江戸から令和へ。時代の大きな波に翻弄されながら、1940年代の東京大空襲で店舗消失を経験した豊島屋。しかし2020年、およそ100年ぶりに創業地である神田に、江戸を感じながらもモダンな立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」の暖簾を掲げました。豊島屋の行動方針は「不易流行」。伝統を守りながら、新しいものを取り入れていくというその言葉どおり、江戸時代から伝承された味と文化を、現代の東京によみがえらせました。

明るく洗練されたデザインのエントランス

豊島屋本店16代当主から直接学ぶ日本酒のいろは

本体験は豊島屋酒店を特別に貸し切り、豊島屋の歴史と日本酒について16代当主・吉村俊之氏から直接学ぶOtonami限定プラン。日本酒に詳しくなくても、丁寧な解説があるため初心者でも楽しめます。江戸の町人文化、そして食文化と切っても切り離せない日本酒について知識を深めましょう。

豊島屋本店16代当主・吉村氏が粋な法被姿でゲストをお出迎え

まずはじめに、店内に飾られた1枚の貴重な資料『江戸名所図会』を、吉村氏の解説を聞きながら鑑賞します。1836(天保7)年に絵師・長谷川雪旦(1778−1843)によって描かれたその絵の中には、当時の豊島屋酒店の姿が。初代・十右衛門が桃の節句に合わせて考案したという、米と米麹、味醂でつくられた甘いお酒「白酒(しろざけ)」の発売初日に、人々が押し寄せる繁盛ぶりが鮮明に描かれています。江戸時代の豊島屋を囲む、活気ある町人たちの様子が感じられるでしょう。

白酒を求める人々が万が一けがをした場合に備え、櫓の上に医師と鳶職人が待機している様子も描かれている

当時「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」とうたわれるほど、江戸の名物だった白酒は、現在も伝統の製法で造り続けられている銘酒のひとつ。発売当初から変わらず桃の節句の縁起物として愛されています。吉村氏の解説と共に紐解かれる、江戸の町人たちと酒と食文化の物語。時を超えて受け継がれるエピソードは、江戸の粋や人々の暮らしぶりを今に伝え、現代に生きる私たちに酒と食を通して文化を知る楽しさを教えてくれるでしょう。

江戸時代から変わらぬ味わいの白酒は、毎年1月末から7月の期間限定で購入することができる

豊島屋の銘酒3種を味わう

江戸の歴史や文化に触れた後は、豊島屋が東京・東村山の酒蔵で丹精込めて醸造した数々の日本酒の中から、代表的な銘酒2種と季節のおすすめ1種、計3種を味わいます。豊島屋本店のトレードマークが施された、キリッとしたフォルムのお猪口に注がれる日本酒。お猪口の底に描かれた藍色の二重丸は、利酒の際に色や透明度を測るためにある実用的なものだそう。吉村氏の解説を聞きながら、味わう前に色や香りの違いを感じてみましょう。

「カネジュウ」と呼ばれる豊島屋のトレードマークにも、江戸らしい粋な意味が込められている

本プランで通年味わえるのは、初代の名を冠したふくよかな味わいが特徴の〈十右衛門〉と、フランス・パリの品評会で最高賞を受賞したという、東京産の米と江戸酵母でつくられた〈江戸酒王子〉。そして、季節に合わせて吉村氏が厳選した1種をご用意。豊島屋の日本酒は、何代にもわたり口伝や醸造責任者の経験と舌で受け継がれてきました。銘柄一つひとつの物語に耳を傾けながらたしなむ日本酒は格別な味わいでしょう。

夏には発泡性の香り華やかな夏酒、寒い時期には冬季限定のにごり酒が味わえる

「江戸東京モダン」をテーマにした料理とのペアリング

日本酒3種とペアリングで楽しむ料理は、豊島屋酒店の店長兼料理長が腕をふるうオリジナルメニュー。一つひとつのメニューに秘められた豊島屋ならではの歴史とストーリーを、吉村氏に聞きながら味わいます。季節の日本酒に合わせる1品は、江戸時代の豊島屋酒店の看板メニュー〈豆腐田楽〉を、当時のレシピを元に現代風にアレンジしたもの。主役の豆腐には、同じく神田の創業100年を超える名店「越後屋」の「はな木綿」が、味噌には「ちくま味噌」が江戸時代からつくり続ける「大江戸甘みそ」が使用されています。歯ごたえのある木綿豆腐と香ばしい味噌との相性は抜群。江戸の風情を感じながら、老舗の味と日本酒のマリアージュを楽しみましょう。

ずっしりとした重みがあり、食べごたえ満点の豆腐田楽

白ワインを彷彿とさせる華やかな香りと味わいの江戸酒王子に合わせるのは、酒粕と季節のドライフルーツをふんだんに入れた〈豊島屋バター〉です。季節によって使用するフルーツが変わり、秋には紫芋を練り込んだ色合いが美しい豊島屋バターも登場するそう。まさに江戸東京モダンの名にふさわしい逸品といえるでしょう。

オレンジピール、レモン、小豆などが入った爽やかな味わいの豊島屋バター(ドライフルーツの種類は季節によって異なります)

そして、十右衛門とのペアリングに登場するのは〈鮪のお造り〉です。鮪は高級料亭などに卸される最高級の中トロと赤身をご用意。合わせる醤油は、千葉県香取市にある創業170年超の老舗醤油メーカー・ちば醤油が、日本伝統の古式醸造法でつくる〈下総醤油〉。蔵付き酵母による独特の風味と香りが特徴で、人気グルメ雑誌で全国1位に選出されたことのある逸品です。「シンプルな料理だからこそ、鮪の脂の甘さと日本酒、そして厳選した醤油が織りなす抜群の相性を味わってほしい」と吉村氏は話します。老舗同士ならではの磨き抜かれた味わいが響き合う、豊島屋酒店ならではの食体験。こだわりが凝縮された3組のペアリングを心ゆくまで堪能しましょう。

鮪そのものが唸るほどのおいしさ。そこに極上の日本酒を組み合わせる贅沢なペアリング

歴史を知り、日本酒という新しい楽しみと出会える体験

豊島屋の400年を超える歴史と共に、日本酒と食の魅力を紐解くひととき。体験の最後には、Otonami限定のおみやげとして、豊島屋本店オリジナルの升またはお猪口をお渡しします。自宅での一杯をたしなむ時、杉の重厚な香りに包まれるたび、洒脱なお猪口を手に取るたびに、この日の記憶がよみがえるでしょう。

日本酒の相棒である升とお猪口。伝統的な酒器で飲む一杯は格別の味わいに

日本が誇る伝統のお酒の歴史を知ると、共に育まれてきた食文化が知りたくなる。食文化を知ると、当時の人々の暮らしや文化が知りたくなる。ひと口のおいしい日本酒から始まる、Otonamiだけの特別なプランです。16代当主・吉村氏から得る日本酒の知見や料理とのペアリングは、人生に新しい楽しみを見いだすきっかけになるかもしれません。豊島屋酒店の歴史に触れ、江戸の風を感じる贅沢なひとときを体験してみませんか。

銘酒と美食を味わいながら、吉村氏との和やかな会話を楽しむ特別なひととき

提供
豊島屋本店

1596(慶長元)年創業、東京最古の酒舗。創業者・豊島屋十右衛門がつくり始めた白酒は、江戸時代には「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」とうたわれるほど評判となり、江戸の名所のひとつに数えられたほど。日本における居酒屋のルーツともいわれ、2020年に約100年ぶりに復活した立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」では、伝統のお酒とオリジナルのおつまみを気軽に楽しめる。看板ブランドの〈金婚〉は、東京を代表する銘酒。

開催日を確認

開催場所

豊島屋酒店(KANDA SQUARE 1F)


〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 1F
・都営新宿線 小川町駅より徒歩約3分(B7出口)
・東京メトロ 丸の内線 淡路町駅より徒歩約3分(B7出口)
など、地下鉄7路線・JR3路線の8駅を利用可能

予約について

カレンダーから、ご希望の日付を選択してください

催行日時|月1回(平日)15:30~17:00

※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。

現在ご予約が可能な催行日がございません。

即時予約

リクエスト予約

残数僅か

受付終了

開催なし

〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。

料金

8,800円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、飲食代(お酒・お料理)、おみやげ(オリジナルのお猪口もしくは升)



催行人数

1日8名限定
※1名からご予約いただけます


体験の流れ

1.「豊島屋酒店」に集合(体験開始の5分前にお集まりください)
2.豊島屋とお酒についての説明(約15分)
3.16代当主によるお酒と江戸料理についての解説・ペアリング体験(約75分)
4.解散

※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


キャンセルポリシー

開催168時間前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%


お持ち物

特にございません。


服装

特にございません。


お支払方法

クレジットカードでの事前決済となります。


参加条件

20歳以上
※お子様はご参加いただけません。
※お車でのご来店と、当日のお車の運転はお控えください。


予約期限

開催日の7日前まで。


特記・免責事項

・アレルギー食材のある方はご予約時「主催者からの質問」にお答えください。
・やむを得ない事由により中止になる場合や体験内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

よくあるご質問

撮影していただいてかまいません。ただし、他のお客様へのご配慮をお願いいたします。

開催日を確認